家電→ポケベル→携帯電話→メール→SNS。気になる異性との連絡手段は、通信テクノロジーの進化と共に、様変わりを続けています。
進化である以上、コンタクトのし易さや手軽さがアップグレードするため、これは連絡先を聞きたい方、つまり攻める側にとって有利に働いた進化と言えるかもしれません。
一方、守備側の連絡先を聞かれるモテモテの男女にとっては、あまり歓迎できない進化です。
好意のない相手からのアプローチは迷惑千万、「家族がいるので家電はちょっと」で済んでいた90年代初頭までの言い訳も、SNS全盛の今では全く通用しません。
そんな中、コロナ禍の状況を巧みに利用した、例文のような言い訳を試してみてはいかがでしょうか。
ごめんなさい、感染予防のためLINE IDは教えられないの。
これを英語で言うと…
I’m sorry. I can’t tell my LINE ID to prevent infection.
Point: 感染予防 = Prevent infection
例文にあるPreventは名詞形であるPreventionにすることで、予防すること全体を表現できます。
新型コロナウイルスのPreventionの方法として確立されているのが、ワクチン = Vaccine の接種ですね。
Vaccine は Vaccinationの略ですが、種類を問わずワクチン全体を指すときに使うことが多いです。
特定のワクチンを指定する場合は、「新型コロナウイルスワクチン」 = COVID-19 vaccinationのように Vaccination を使います。
ちなみに、ワクチンを完全に打ち終わった場合は、I’m fully vaccinated =「私は完全にワクチンを打ち終わりました」 で表現しましょう。
友達にフランクに表現する場合は Fully vaxxed でも通じます。
「Prevent infection」、ぜひ使ってみましょう。それではまた次回!
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