1月6日(木)、日本語劇場版「サンダーバード55/G O G O」大新年会が行われ、日本語キャストの満島ひかり、井上和彦、森川智之、日野聡、構成を担当した樋口真嗣氏が登場した。
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本作は、スーパーマリオネーションと呼ばれる独自の撮影手法を駆使した特撮人形劇のテレビシリーズ。1965年にイギリスで、翌年には日本でも放送が開始され、数々の日本特撮、ロボット・SFアニメ作品、世界の映像作品に大きな影響を与えた。今作は、当時の技術を再現した完全新作となる。
「サンダーバード」新作は富士山へ…!?
イベントには、監督兼プロデューサーのスティーブン・ラビリエー氏もリモート参加した。
お正月と言えば「初夢」ということで、もし「サンダーバード」の新作を作るならどんな構想・ストーリーにしたいか聞かれると、ラビリエー氏は「そう聞かれたときに備えて、もう脚本を作っています。毎週ニューエピソードができるようなアンソロジーシリーズ」と回答。
井上は「日本で困っている所へ助けに行ってほしい。富士山へ助けに行くとか」と、夢を膨らませる。
満島ひかり、黒柳徹子から「信頼できる」と絶賛
そして、55年前に本シリーズで主人公・ペネロープ役を演じた黒柳徹子より、同役を務めた満島へサプライズ映像が到着した。
黒柳は、満島について「とってもよかったです。私より落ち着いた感じがして、信頼できる感じ。感性が鋭くてユーモアもいっぱいあって、楽しいことが好きそうな、魅力的な女優さんだと思います」と称賛。
満島は「すごくうれしいですね。ずっとテレビで見ていた方と、今回に限らず何度かご縁があって。2人でご飯に行ったり、一緒にテレビ番組に出たり。黒柳さん演じるペネロープが発する言葉って、宇宙の中から声が広がってくるようなものがあって、そこを受け継ぐことに喜びを感じているし、贅沢だなと思っています」と、感慨深そうに語った。
最後に満島は、本作について「盛り上がるのに着地しない、いいマニアックさや、ゆるさがある。おもちゃ箱をひっくり返したような、夢を見ているような作品で、私はぞっこんになってしまいました」とアピールした。
最新情報は、日本語劇場版「サンダーバード55/G O G O」公式サイトまで。