7月6日(月)、13日(月)に、松嶋菜々子の月9単独初主演(※)作『やまとなでしこ』(2000年10月期放送)の放送が決定した。

※月9初主演となった『氷の世界』(1999年10月期放送)は、竹野内豊とのダブル主演。

7月6日の第一夜は「ずっと探してた人」、7月13日の第二夜は「いつか王子様が」として、2週連続2時間スペシャルに再編集した、超解像リマスター版で放送される。

玉の輿を狙うCA・桜子と貧乏な鮮魚店を営む理系男子・欧介のロマンチックな恋が令和によみがえる!

フジテレビでは、新型コロナウイルス感染拡大に最大限の配慮をするべく、6月上旬まで連続ドラマの撮影を休止。それに伴い4月期の月9ドラマ『SUITS/スーツ2』の第3話以降の放送を延期している。

そこで、『鍵のかかった部屋 特別編』に続き、『やまとなでしこ 20周年特別編』の放送が決定した。

『ハケンの品格』シリーズ(日本テレビ系)、『花子とアン』(NHK)などを手掛けた脚本家・中園ミホの代表作の一つである今作。松嶋演じる、玉の輿を虎視眈々と狙うキャビンアテンダントの神野桜子(じんの・さくらこ)と堤真一演じる、彼女に恋して身分を偽る貧乏な男・中原欧介(なかはら・おうすけ)のロマンチック・ラブコメディ。

長きに渡り、トップ女優として多彩な役どころで主人公・ヒロインを演じ続けている松嶋だが、本格ラブコメディーは今作が初挑戦。“愛よりお金”を信条に掲げ、幸せをつかむため、全力でかわいい女性になりきる桜子役で“女性が憧れる女性”としての人気を不動のものに。

また、不器用ながらも芯の通った理系男子を丁寧に演じる堤の細やかな演技も見どころの一つ。桜子が本物の愛に気づいていく姿と、過去の恋に挫折した欧介が彼女に思いを寄せていく姿は多くの視聴者を魅了した。ドキドキが止まらない2人の恋の行方に、ときめき必至だ。

ラブコメの最高傑作と名高い『やまとなでしこ』は、当時の世帯全話平均視聴率(26.4%)および、世帯最高平均視聴率(34.2%)で、2000年以降のフジテレビ系の恋愛ドラマ歴代トップ。2000年以降のフジテレビ系ドラマとしても歴代2位を記録した。

最近実施したアンケート調査においても、
◆【もう一度見たい!懐かしのドラマランキング30代編】1位(「月刊ザテレビジョン」2020年7月号/アンケート協力=アイブリッジ※20代、30代、40代の各世代200人の男女に、2020年4月にアンケート調査を実施)
◆【忘れられない!思い出の平成ドラマランキング】3位(ESSE編集部調べ)
◆【今だから見たい“再放送ドラマ”ランキングTOP10】4位(フジテレビ系では1位/ORICON NEWS調べ)
◆【好きな恋愛ドラマランキング】5位(マイナビニュース調べ)
このような結果が出るなど時代を超えて根強い人気を誇っており、この度のスペシャル放送につながった。

さらに、今回の「20周年特別編」放送にあたり、期間限定で番組公式Twitterの開設も決定(@nadeshiko20th)。『やまとなでしこ』20周年を記念し、放送当時の撮影裏話や貴重な秘蔵写真などを発信していく予定だという。

<松嶋菜々子 コメント>

20年の時を経て、まさかゴールデンで総集編が放送されるとは想像もしていませんでした。今でも多くの方々の記憶に残っていることに驚き、リクエストなどで『やまとなでしこ』を応援してくださった皆さんに感謝しております。

初めてご覧になる方は、愛よりお金をはっきりと口にする桜子に驚くかもしれませんが、ぜひ楽しんでご覧ください。

<『やまとなでしこ』 概要>

現代女性にとって、清らかさとは何か?美しさとは何か?
主人公の神野桜子(松嶋)は、ある意味で、現代の“やまとなでしこ”といえる。

類いまれなる美貌と教養を武器に仕事も完璧にこなすキャビンアテンダントになった桜子。一見、非の打ちどころのない彼女にもひとつだけ大きなトラウマがあった。

幼い頃に極度の貧乏生活を経験し、貧困と闘ってきた桜子には「世の中で一番大切なもの。それは、お金」「恋愛相手も結婚相手もお金持ちでなければならない」「愛よりお金」という哲学が備わっていたのだ。仕事中の機内でも、合コンの席上でも、口説いてくる男への興味と判断基準は、“お金や財産をどのくらい持っていて、どんな車に乗っているか”…。

そんな桜子に、ある日、運命の出会いが訪れる。無理やりキャビンアテンダントとの合コンに誘われた男、中原欧介(堤)。学生時代、女性にフラれ、恋愛恐怖症になった35歳独身。父を亡くし、母1人で切り盛りしていた商店街の鮮魚店を継ぐため、長年研究していた数学の道を諦めていた。魚の目利き力はあるが、銭金には疎く、押しも弱い。そんな欧介が、ひょんなことから桜子の思い込みも手伝い、2人は付き合うことに。

だが、それもつかの間、欧介の正体がバレると手のひらを返したように冷たくなり、まったく相手にしなくなった桜子。身分不相応とわかりながらも彼女に強くひかれた欧介は、他の男たちとは違った角度から彼女を好きになり、桜子の奥に秘められた“何か”を感じていた。

2人の同僚や仲間たちを巻き込み、幾多の事件が巻き起こる中で、二人はどうなっていくのか…。本当に大事なものは何なのかということを、いま一度問いかけてくれる“ロマンチック・ラブコメディー”。

<『やまとなでしこ』 視聴率データ>

■世帯全話平均視聴率:26.4%
2000年以降のフジテレビ系恋愛ドラマ歴代1位
2000年以降のフジテレビ系ドラマ歴代2位
月9ドラマ歴代7位(全134作中)

■世帯最高平均視聴率:34.2%(最終話)
2000年以降のフジテレビ系恋愛ドラマ歴代1位
2000年以降のフジテレビ系ドラマ歴代2位
月9ドラマ歴代5位(全134作中)

※ビデオリサーチ調べ・関東地区