7月11日(土)21時より放送される、フジテレビ『世にも奇妙な物語 ’20夏の特別編』 に、伊藤英明の出演が決まった。
伊藤が出演するのは「3つの願い」という作品。 伊藤が『世にも奇妙な物語』に出演するのは、 2012年に放送された『世にも奇妙な物語 ’12秋の特別編』以来8年ぶりで、今回が3回目となる。
伊藤が演じるのは、絶世の美女だという妻と豪邸に住む謎の男、若林和也(38)。ある日、若林が最愛の妻と庭でランチをとっていると、ふとした隙に、妻がこつぜんと姿を消してしまう。
すぐに警察を呼び、捜査を始めたところで突如電話が鳴る。どうやら妻は誘拐され、犯人は妻と引き替えに、5億円を要求しているようだ。ところが、警察が若林に本格的な事情聴取を始めると、どうも若林の言動が怪しい。妻に異常な執着を見せているのに、肝心な妻の情報を全くもっていない。旧姓も出身地も、家族の連絡先すら知らないという。
警察の疑いが一気に若林に向かう中、若林は、5年前に発見したランプと、それにまつわる奇妙な出来事について語り出す――この誘拐事件には、どんな謎が隠されているのか。そして若林は、最後に愛する妻を連れ戻すことができるのか。
「3つの願い」 は、人間が持つ欲や煩悩について、深く考えさせられるような ユニークかつ深い物語となっている。ストーリーは、ホラー版和製『アラジンと魔法のランプ』といったところだが、最後に若林を待っている結末を目にした際は、背筋を冷や汗がすーっと落ちるような、そんな恐怖の感覚が待っているという。
また、ランプから登場する魔人役には滝藤賢一、そして若林を追い詰める刑事役には、松角洋平ら実力派俳優が出演する。
<伊藤英明 コメント>
――8年ぶり3回目の『世にも奇妙な物語』出演となります。
『世にも奇妙な物語』は、僕ら世代の作品で、また出たいという気持ちがずっとあり、お話をいただいた時はすごくうれしかったです。
今回ご一緒する河野監督とは、『白い巨塔』の時にお世話になっていたので、今回の出演もすごく楽しみにしていました。また、今回は40分の長編ということでどうなるのか楽しみです。手応えはあります!
――「3つの願い」の脚本を読んだ感想は?
今回の話は『アラジン』のように夢のある物語ではなく、『世にも奇妙な物語』ど真ん中のホラーで、ある種のパラレルワールドを描いています。自分が得をするとどこかの誰かが損をする、要は「因果応報」というメッセージが込められているのかなと思います。
――今回の役をどのように演じましたか?
短編ものは、撮影にトップギアで入らなければならないところがあるので、スタッフの皆さんやキャストの皆さんとのコミュニケーションの取り方など考えました。また、物語が語ろうとしているメッセージを視聴者の皆さんにきちんと伝えられるように演じました。
――今回の話のように、現代の科学では説明できない現象などは信じますか?
信じます!今回のような話も、実はあるんじゃないかなと(笑)。
――視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。
本当に大変な時期での撮影になり、少数精鋭で頑張って乗り越えたので、是非楽しみにしてください!