新型コロナウイルスの影響により、第3話以降の放送を休止していた4月期月9ドラマ『SUITS/スーツ2』の放送日が決定。7月27日(月)21時から最新話となる第3話を、その前週の20日(月)21時からは、本ドラマのクライマックスとも言える重要なシーンを特別先行初公開するとともに第1、2話の合体スペシャルが放送される。

緊急事態宣言が解除されたことを受け、6月上旬からコロナウイルスの感染防止対策を講じ、撮影を再開。主演の織田裕二と中島裕翔は、およそ2ヵ月休止のブランクを感じさせない本作ならではのテンポの良い会話劇を見せたという。

『SUITS/スーツ2』は、全米メガヒットドラマ『SUITS』のシーズン2が原作。負け知らずの敏腕弁護士・甲斐正午(かい・しょうご)役を織田、経歴詐称の天才ニセ弁護士・鈴木大輔(すずき・だいすけ)役を中島が前作に引き続き演じている。

<第3話あらすじ>

甲斐(織田裕二)とチカ(鈴木保奈美)は、「幸村・上杉法律事務所」のトップの座を狙っている上杉(吉田鋼太郎)の動向を注視していた。上杉が、シニアパートナーの過半数の票を集めて代表権の交代を画策するものと考えたチカは、まず企業再生部門の瀬川修一を味方につけるよう、甲斐に命じる。

一方、真琴(新木優子)と交際を始めたばかりの大輔(中島裕翔)は、彼女にすべてを打ち明けるべきかどうか悩んでいた。そんな折、チカからディナーに誘われた大輔は、幼いころのことなどをいろいろと尋ねられる。だが、チカが自分を呼び出した目的がわからず、困惑するばかりだった。

瀬川のもとを訪ねた甲斐は、チカに対して不満を抱く彼に、力になれることを証明したいと申し出る。そこで瀬川が提示したのは、建設中の商業ビル「大手町スカイビスタ」プロジェクトを潰せ、というものだった。

同じころ、アソシエイトを統括する蟹江(小手伸也)は、経済誌に載った“アソシエイトが選ぶ働きやすい法律事務所”という記事で、「幸村・上杉法律事務所」がワースト2位だったことにより、東大ロースクールはインターンシップの廃止も検討しているということでチカに責められる。改善を命じられた蟹江は、東大ロースクールから抜き打ちで視察に来た真野麻子を出迎えるが…。