どんな個性的な役でも全力で演じ切る、21歳の女優・富田望生。脇役でも目を引く演技力と役作りの秘密に古市憲寿が迫る。

12月16日(木)放送のフジテレビ『めざまし8』の「古市憲寿のエンタメ社会学」では、若くしてバイプレーヤーとして活躍する富田をゲストに迎え、“全力演技”を生み出す素顔と魅力に古市が切り込む。

現在、7本のドラマと映画に引っ張りだこの富田は、その演技力と存在感からネクストブレイク女優として注目を集めている。「今やっている作品が遺作になってもいい」と堂々と答え、個性豊かな役に常に全力で挑戦する姿勢に古市は、「どうしちゃったのかと思うくらい大人」と感心しきりの表情を見せる。

対談では、「役にのめり込んでしまう」と語る富田の徹底した役作りの秘密も紐解かれていく。15歳で出演したデビュー作の映画「ソロモンの偽証」(2015年)では体重を15キロ増やし、映画「チア☆ダン」(2016年)では、ぽっちゃりなのにキレキレのダンスを踊り、ドラマ『3年A組 ー今から皆さんは、人質ですー』(日本テレビ系)では、家に帰れない設定の役だったため、目の下にクマを作り、ベッドではなく固い所に寝る生活を続けたという徹底ぶりが明かされる。

また、役作りにおいて「どうしてこういう役名になったんだろう」とその由来を調べ、親がどんな気持ちで育てたのかということにまで思いを馳せるという富田。役について全力で向き合う富田の女優としての原点、「ゆったり過ごす」というプライベートの姿についてもトークは掘り下げられていく。

福島県いわき市出身、小学5年生で東日本大震災を機に母親と上京した富田。声優を務めた福島県いわき市の「スパリゾートハワイアンズ」を舞台にしたアニメ映画「フラ・フラダンス」への思い、同作で共演した大の仲良しだという女優・福原遥とのエピソードも披露される。

パワフルで唯一無二、しかし素顔は「泣き虫」だという富田が思う「女優・富田望生」とは?古市に対してリラックスした笑顔を見せながら展開されるトークに注目だ。