8月1日(土)より放送される、桜庭ななみ主演のフジテレビ系オトナの土ドラ『13(サーティーン)』に、藤森慎吾の出演が決定した。
『13(サーティーン)』は、13歳の時に忽然と姿を消した少女が、13年後に突如家族の元に帰ってきたことから始まる衝撃のクライムサスペンス。
藤森が演じるのは、 13 年前、 相川百合亜(桜庭)を誘拐した犯人である黒川一樹(36)。 母親からネグレクト(虐待)されていたため、愛情に飢えており、百合亜を失ったことから驚きの行動に出る…という役どころ。 トレードマークの眼鏡をはずし、戦慄の演技を見せる。
<藤森慎吾 コメント>
これまで“コソ泥”みたいな役はありましたが、『13』で演じる黒川一樹のような本格的な犯罪者役は初めてです。作品もシリアスな内容で、とても面白そうだなと思いました。
複雑な役で、自分自身の人生経験では全くないことですから、気持ちの作り方をどういうふうにしたらいいのかなと考えました。
一樹は、純粋な思いをちょっと歪んだ形で相手にぶつけてしまうのですが、こういう純粋すぎる人って正直怖いなと思います。「逢いたかったよ、ゆりりん」とか、一樹独特の怖いセリフも多く、どういうふうに言えばいいのか悩みましたが、本番に臨んだ時の自分の気持ちを信じて演じました。
視聴者のみなさんにも「藤森、ちょっと怖いなぁ」と言って もらえるように頑張りたいですね。 衣装を着て髪型を整えたときに監督が「(眼鏡は)なしでいいんじゃないですか?」とおっしゃったので眼鏡は外しました。眼鏡なしでの出演は、初めてだと思います。
でも実は僕、そんなに眼鏡姿にこだわりがあるわけでもないので、ご要望があれば応じる スタンスなんです。眼鏡なしの姿を視聴者のみなさんが新鮮だと言ってくれるのであればそれはそれでうれしいですが、単純に心配 なのは僕の出演に気づいてもらえるかどうか(笑)。「誰だったんだ、あの犯人」って、話題になってもらっても全然いいんですけどね。
ドラマへの出演が決まると、枕詞のように「監督からチャラ男を抑えるように言われました」とネタで言うんですが、実は一度も要求されたことはありません。
俳優として、チャラ男ではない部分を期待されているのかなという気がしますし、本当のことを言うとチャラ男自体、作っていますからね。本当の僕は、人見知りでシャイですし、お芝居をしてる時の方がリアルな藤森ですよ。
今回もリアルな藤森をお楽しみいただけるとうれしいです!
<ストーリー>
13歳の時に行方不明となった少女・百合亜。 それから13年後。 突如家族のもとに戻ってきた百合亜(桜庭ななみ)を待っていたのは、様変わりした世界だった。 家族はバラバラになっていたのだ…。少女の生還は、人々の運命を変える。見た目は26歳、精神はまるで13歳のころから止まったかのよう… とらえどころのない百合亜の言動は、周囲の人々を翻弄し、その運命を狂わせていく。
13年間、娘を失った後悔と生還を信じる気持ちのはざまで押しつぶされてきた母親。 娘が帰ってきた嬉しさの陰で、自身が隠してきた過去と向き合わざるを得なくなる。父や妹も、百合亜の心の回復のために仲の良い家族を演じるうち、13年間のそれぞれの歩みを問い直すことになる。
誘拐されたと警察に話す百合亜。いったい13年の間に、何があったのか? 捜査を進める担当刑事たちは、葛藤しながらも百合亜の供述に疑問を持つ。事情聴取での百合亜の証言は二転三転、矛盾していたからだ。そんな中、第二の事件が発生。百合亜が隠していた真実が明らかになっていく。そして、残された家族が抱えていた、隠された真実とは…。