「オヤジンセイ~ちょっと真面目に語らせてもらうぜ~」シリーズは、さまざまな世界で活躍しているダンディなおじさまに、自分の人生を語ってもらうロングインタビュー企画。

幼少期の懐かしい話や芸能の仕事を始めたきっかけ、印象的だった人・作品との出会いやこれからやりたいことをじっくりと語ってもらい、人生の機微に触れるひと時をお届けしてきた。

ここでは、2021年に登場し「今の人生でなかったら、なりたかった職業」への変身企画に参加した岡田圭右、井上順の記事をプレイバックする。

【岡田圭右(2021年8月28日/8月29日掲載)】

▶岡田圭右が語る『脳ベルSHOW』の魅力は「テレビが元気だった時代を思い起こさせる多彩な面白さ」
▶岡田圭右の芸人・父親としての本音「30年近く仕事してもまだまだ。ギャグも浸透していないのでやり続ける」

『クイズ!脳ベルSHOW』で、自由奔放な“懐かしゲスト”たちをMCとしてまとめている岡田圭右。そのMCとしての心構え、逆にゲスト側になったときの自身のことはどう捉えているのか、芸人人生を振り返った。また、父としての顔をのぞかせる場面も。

「漫才師になっていなかったら、なりたかった職業」は、野球選手。かねてよりオリックス・バファローズのファンを公言している岡田のため、球団の協力を得て団旗は本物を用意した。「あまり夢中になることが少ない男ですけど、野球だけはこれからもずっと追い続けていきたい」と、今後もファンを続ける宣言を。

【グッとくるPOINT!ピックアップ】
いざ自分が親になると、子どもに教えてあげられること、やってあげられることってなかなかないですよね。子どもたちには視野が狭くならないよう、「とにかくいろんなことを経験して、いろんな人に会いなさい」「いろんな場所に行って、いろんな人を見なさい」とだけ言いました。なぜなら、芸能界は人と人のつながりがサラリーマン以上に大事な世界だなと思いますから。

【井上順(2021年10月10日/10月12日掲載)】

▶井上順 中学生の頃に出会った六本木野獣会からザ・スパイダースへ!「“井上順”という一つの形を作る大事な時間だった」
▶井上順 人生のテーマは、どれだけ「嬉しい」「楽しい」をもらえるか「そのためにも、まだまだ長生きしたい」

Twitterで「グッモー!」から始まるダジャレツイートや生まれ育った渋谷の魅力を発信し注目を集める井上順。なぜエンターテイナーとなったのか、ザ・スパイダースとして芸能活動を始めるきっかけは?その原点と、爆発的な人気を誇ったザ・スパイダースの活動の思い出などをたっぷり語った。

「歌手・俳優になっていなかったら、なりたかった職業」は、医師。実家が馬場だったこともあり、獣医の父親が馬を診る姿は子どものころからよく見ていたそう。しかし、「残念ながら僕は理系ではなかったので、医師になっていた可能性はありません(笑)」と笑いながら明かした。

【グッとくるPOINT!ピックアップ】
正直、この仕事を目指そうという強い意志のようなものは、スパイダースに入ってもなかったんですよ。ただ楽しいだけ。毎日みんなに会えて、毎日新しい発見があるというのが本当に楽しくて。ようやくプロ意識が芽生えたのは20代後半くらいかな。でも、野獣会を経てスパイダースというかけがえのない時間を頂戴出来たというのは、僕にとって「井上順」という一つの形を作る大事な時間だったと思います。