“関西弁ロシア人”タレントとして知られ、『めざまし8』に出演中の小原ブラスが『ネプリーグ』に登場。収録後、番組の感想を語った。

12月13日(月)に放送された『ネプリーグ』。<世界選抜チーム>は、小原ブラス、ピーター・フランクル、村雨辰剛、ラッセル・グドール、ロバート・ボールドウィン、林修が参戦。<日本代表チーム>は、田中卓志(アンガールズ)、福田麻貴(3時のヒロイン)、ネプチューンが参戦し、互いの常識力をクイズで競いあった。

インテリ芸人と“舌戦”を繰り広げる!

2020年8月以来、久しぶりの『ネプリーグ』出演となるブラス。オープニングトークで「こっそり会社を立ち上げて、稼げるようになりました!」(ブラス)と近況報告をすると、ネプチューンほか一同から「よかったね!」と温かい声が上がる。

しかし、そんなほっこりした空気もつかの間、ブラスが<日本代表チーム>と舌戦で“バチバチ”しあう一幕も。田中が「日本を代表するキモ芸人です」と名乗ると、ブラスは「このご時世にキモいキャラで売っていくのは厳しいそうだな、という目で見ています」とツッコミを入れ、田中は「それは今〜、クロちゃんとかと会議してるからぁ〜!!」とタジタジ。さらに福田が「なんの世界選抜なんですか、いったい?ちゃんとオーディションはあったんですか?」と辛口で煽ると、ブラスも負けじと「てめぇはあったのか!?」とすかさず切り返し、スタジオの爆笑をさらっていた。

全3ステージを終え、今回は<世界選抜チーム>が勝利。チームを代表してピーター&林先生の2人が挑んだボーナスステージ「トロッコアドベンチャー」に参加し、最終問題「韓国と日本、大学進学率が高いのは?」(正解は、韓国 58.8%)に突入するが、ここで惜しくも間違えてしまいクリアならず。あと一歩のところで賞品のお米をゲットできなかったものの、日本よりも日本に詳しい<世界選抜チーム>として善戦していた。

12月13日に放送された『ネプリーグ』は、放送後から期間限定で、FOD・TVerにて無料見逃し配信中。

FOD:https://fod.fujitv.co.jp/s/genre/variety/ser2753
TVer:https://tver.jp/corner/f0075653

フジテレビュー!!は、番組収録後、小原ブラスに単独インタビューを行った。

<小原ブラス 単独インタビュー>

「いつか米を持って帰りたい」

――収録の感想をお聞かせください。

いつか、米を持って帰りたいですね(笑)。トロッコをクリアするのを体験したことないので。本当に賞品ってもらえるんですか?

――はい、もらえます!

そうなんですね!やっぱり、クリアしたいですね。

――印象に残ったシーンや共演者について教えてください。

<日本代表チーム>の福田麻貴さんですね。3時のヒロインさんって、すごく売れてるじゃないですか。なんで売れてるのかすぐ分かりましたね。放送ですごく使いやすいコメントとか、「今これあったらいいなあ」っていう返しを全部出されていて。最初も「みんな、オーディション受けてんの?」とかって強がっていたのに、いざクイズが始まったら福田さん自身がいっぱい間違えていて(笑)、きれいに伏線回収していて、さすがやなと。すごく面白かったですね。

あとは、カメラに映っていないところでも、ピーターさんとかロバートさんがもうずっと「うんちく」を言っていて(笑)。「ホワイトハウスはもともと黒かった」「厳密に言うとグレー色やったねんけどなー」とか、知識に溢(あふ)れていたのに、本番でここぞという時にアタフタしている姿がかわいかったですね(笑)。

やっぱり、リアクションとか、クスって笑える一言を言うのが必要なのかなと思いましたね。『めざまし8』とは方向性は違う番組なので、若い方に驚かれへんような内容を言わんとアカンし、言葉選びがすごく難しいなと。リアクション芸を磨いていかんと、この芸能戦国時代でやっていくことはできひんやろなと思って。お風呂場とかで「ワー!」とかやってみようかな(笑)。『ネプリーグ』の録画を見ながらリアクションを磨いていきたいですね。外国人はリアクションあってなんぼじゃないですか。

日本のテレビで最初に覚える日本語は「美味しい」

――日本のバラエティ番組とロシアのバラエティ番組との違いを教えてください。

ロシアはひと昔前の日本みたいに、一般の方々が出る番組がすごく人気です。離婚後に子どもをどっちが引き取るかとか、賠償問題とか。あと隣人同士のケンカ問題とか。それで当事者同士がやりあって言い合うのを、MCの人が止めに入るみたいな番組が人気ですね。あと、ロシアは食べ物が出てくる番組が少ないです。外国の人が日本に来て一番驚くのが、どの番組を見ても何かしら食べ物が出てくること。外国の人が来日して、日本のテレビを見て、最初に覚える日本語が「美味しい」なんですよ。昔、うちのおじいちゃんをロシアから日本に1ヵ月連れてきたことあるんですけど、やっぱりテレビで「美味しい」って芸人さんとかタレントさんが言っているのを見て、おじいちゃんも「美味しい、美味しい」と繰り返していましたね。

クイズ番組も日本ならではだと思います。芸人さんがどうやったら面白く映るかとか、どういうリアクションが面白いかっていうのをもうちゃんと計算しつくしているから、見ごたえがあるなと。ロシアは、クイズ番組もやっぱり一般の方が出てるから、淡々と進んでいく印象で。そこをアナウンサーや解説者が何か面白いことを言って成立させるって感じなので、日本の番組はすごいなと思いますね。

さらに、小原ブラスから視聴者へのメッセージも。この続きはフジテレビュー!!YouTubeからぜひチェックを!

次回、1月10日(月)19時〜の『ネプリーグSP』は、<新月9ドラマ『ミステリと言う勿れ』チーム>と<新月10ドラマ『ドクターホワイト』チーム>が対決する。