AAAMYYY、大沢伸一、ぷにぷに電機がSDGsにまつわるトークを繰り広げた。

12月6日(月)、「glo™️×block.fm 『NEX STAGE』Launch party」が開催され、☆Taku Takahashi、SKY-HI、渡辺志保、三原勇希、AAAMYYY、大沢伸一、ぷにぷに電機が登壇した。

イベント中には、「音楽とSDGs」にまつわるトークカンファレンスも開催。AAAMYYY、大沢伸一、ぷにぷに電機が、持続可能な社会の実現に向けてトークを繰り広げた。

大沢伸一、“ナッツミルク”のお店をプロデュース

「SDGsについて取り組んでいること」を聞かれると、ぷにぷに電機は「気候変動に関してリアルに感じるようになってきました。私は自宅で曲を作っているんですけど、電力会社が自由化されたので、100%再生可能エネルギーを供給している電力会社にパワーシフトさせていただきました。服も古着を選んだり、家具もリサイクルショップで探すようにしています。楽しいですね」と明かす。

大沢は「パワーシフトは僕もやらせていただいていますね。あと、牛乳の代替品として『ナッツミルク』を使うようにしていて、自分でもナッツミルクのお店を出したぐらいなんです。というのも、“全世界で牛肉や乳製品の消費量が半分になるだけで、CO2の排出量がおさえられて、地球温暖化を止められるかもしれない”ということを言っている方がいて。とはいえ畜産業界を攻撃する必要もないし、ただナッツミルクを流行らせたいわけでもなく、こういったSDGsへの選択肢やアイデアを増やして広めていくことが大事だと思いますね」と話した。

AAAMYYYは「『ナッツミルク』だったり、『パワーシフト』だったりと、私たち消費者は、企業が提供するサービスのなかから、より環境にやさしい選択をすることが大事かなと思いました。そういった企業の取り組みを知って、選んで、生活することが、ひとつの参加の形になると思います」と見解を話した。

「もう使えません、でジャンク品にするしかなくて…」

さらに、音楽機材の“リユース”について、AAAMYYYが「いろんな楽器とか機材を直してもらえるところがなかなかなくて。ヴィンテージの機材も直せなくて、『もう使えません』でジャンク品にするしかなくて…」とこぼすと大沢が「相談してください」とカットイン。「音楽機材を作ったメーカーって、10年以上経つと、ほぼ何も対応してくれないんですよ。それをやっていると、既存の修理対応ばかりに追われて彼らも生存できない部分もあるので。でもその機材が大好きで、コミュニティを形成して情報を交換しあって直しているケースもありますから。世界を見れば絶対に何か解決できるソリューションが見つかります」と心強いコメントを寄せた。

今後のネクストステージについて、ぷにぷに電機は「自分の音楽をやるのにいっぱいいっぱいでしたけど、教育とかジェンダーの分野でも自分の音楽が何ができるか考えていきたいです。妄想なんですけど、フェスの運営をやってみたいです。お酒を飲まない方のためのステージとか、ヴィーガンの方のためのフードトラックとか…」と構想。大沢は「誘ってください!」と反応しつつ、「コロナ禍で配信コンテンツが増えましたが、僕はまだ進化の余地があると思います。VRやARを使って何かセッションをしたいと思っています」、AAAMYYYは「もっと愛情を持ちたいです。自分が何かしらの行動を起こすとき、周りには常に“人がいる”ということを考えながら生きていきたいですね」とコメントを寄せた。