12月2日(木)、「日本ネーミング大賞 2021」の授賞式が行われ、審査委員長に爆笑問題の太田光、特別顧問に太田の妻で、事務所社長の太田光代が登壇した。

開口一番、太田光(以下、太田)は「今日はとにかく炎上しないように、それだけを心がけてやっていきたいです」と一言。そして、「審査員全員が納得できる議論ができました。僕はその前に(選挙特番で)炎上していたのでおとなしめでしたけど」と自虐を交えて笑いを誘った。

太田光代(以下、光代)は「毎年お騒がせしてすみません!何に謝っているのかわからないのですが…」とコメント。太田は「田中(裕二)の脳梗塞から始まり、激動の1年でしたね」と振り返った。

今年で2回目となる「日本ネーミング大賞」は、昨年に引き続き、審査委員長の太田が、最優秀賞のネーミングを発表。

「それでは、発表したいと思います!第2回日本ネーミング大賞は…」とタメをつくると、「鬼束ちひろ、救急車キックです」と飄々(ひょうひょう)とした顔でボケて、司会者が「違います!書いてないです」と慌てると、「見間違いちゃいました!」とニヤリ。

さらに立て続けに「太田光、ご愁傷様」とボケを重ねて、「これは絶対書かないでくださいね」と補足しながらも笑った。

審査員をこき下ろす太田に、光代が…。

栄えある「日本ネーミング大賞2021」最優秀賞は「東京ソラマチ」(東武鉄道株式会社)が受賞。

太田は「審査段階では、『ネーミングが田舎くさいんじゃないか?』という話が出ていたんですよ。僕はそうは思わないけど、小説家の道尾秀介さんがすごく言ってました」と名指しで暴露。すると、太田の後ろにいた光代は、呆れ顔でマイクを振り上げ、太田の背中を一撃。

しかし、太田は「このコロナ禍で、なかなか空を見上げることがないので、来年は空をみんなで見上げようって、審査員が急に良い話をし出しましてね。みんなで涙ぐみながら、『これしかない』って。最初はボロクソ言っていたクセにですよ」とさらなる毒舌を発揮。

そして、「このネーミング大賞もまだ定着してない部分もある」と語り出すと、「僕は、やくみつるを倒したいと思っています。どうしても流行語大賞の方が先に目立っちゃうので、やくみつるの“やく”は、麻薬の”やく”ですから」と大ボケをかましながら、イベントをPR。

「ぜひ、東武鉄道さんには、ネーミング大賞受賞という、デカい垂れ幕を掲げていただけたら、こっちもお互いウィンウィンになるんじゃないかと、そういう談合みたいな感じも込めてよろしくお願い致します」と最後まで“太田節”の独壇場となった。

<動画はこちら>

「日本ネーミング大賞 2021」受賞一覧

【最優秀賞】
「東京ソラマチ」
(東武鉄道株式会社)

【優秀賞】
「チョコレート効果」(株式会社 明治)
「SEKKISEI 雪肌精」(株式会社コーセー)
「ルンバ」(アイロボット コーポレーション)
「東京ソラマチ」(東武鉄道株式会社)
「ASKUL」(アスクル株式会社)

【ルーキー賞】
「Haconese ハコネーゼ」
(株式会社創味食品)
「ヒツジのいらない枕」(株式会社太陽)

【地域ソウルブランド賞】
「白い恋人」
(石屋製菓株式会社)
「ゆめぴりか」(ホクレン農業協同組合連合会)
「鍛高譚」(合同酒精株式会社)

【審査委員特別賞】
「空調服」
(株式会社セフト研究所/株式会社空調服)
「ルンバ」(アイロボット コーポレーション)
「ASKUL」(アスクル株式会社)

【レジェンド賞】
「きのこの山 たけのこの里」(株式会社 明治)
「るるぶ」(株式会社JTBパブリッシング)
「バスクリン」(株式会社バスクリン)
「夕張メロン」(夕張市農業協同組合)