<一戸慶乃(脚本)コメント>

原作『被写界深度』を読んだとき、不器用だけど自分の未来や恋に懸命に向き合おうとするキャラクターたちに惹かれ、ついつい彼らを応援したくなりました。 

間違いながらも進んでいく、青くて、痛くて、その時期にしかない瞬間。そんな尊さをしっかり映像にできたらと思い、脚本を書かせていただきました。

特に、ラストシーンは彼らのひたむきさが滲(にじ)み出ていて大好きです。ぜひ、一緒に最後まで見守ってくださると幸いです。