オンラインフェス「VIVA LA ROCK presents『ビバラ!オンライン 2020』」が7月31日(金)~8月2日(日)の3日間に渡り開催された。

「VIVA LA ROCK」は2014年から、毎年春(通常はゴールデンウイーク時期)に、さいたまスーパーアリーナで行われている音楽イベント。2020年も5月2日~5日の4日間で開催予定だったが、新型コロナウイルスの影響で延期。それに代わって、有料チケット制・生ライブ・生配信の「ビバラ!オンライン 2020」が実施された。

Novelbright 撮影:釘野孝宏
ニガミ17才 撮影:古渓一道
フレンズ 撮影:古渓一道

2日目となる8月1日(土)は大阪出身の5人組ロックバンドNovelbrightからスタート。ニガミ17才、Saucy Dog、フレンズ、マカロニえんぴつ、大木伸夫(ACIDMAN)、MONOEYES、田島貴男、BLUE ENCOUNT、赤い公園らが次々とステージに登場し、熱のこもったライブを行った。

マカロニえんぴつ 撮影:釘野孝宏
大木伸夫(ACIDMAN) 撮影:古渓一道
田島貴男 撮影:古渓一道
赤い公園 撮影:古渓一道

2月末に政府から出されたイベント自粛要請以来、ライブができていなかったというアーティストも多く、Saucy Dogの石原慎也(Vo&Gt)は「5ヵ月ぶりのライブ」と話し、MONOEYESの細美武士(Vo&Gt)も「こんなにライブをやらなかったのは音楽人生で初めて」と明かした。

Saucy Dog 撮影:釘野孝宏
MONOEYES 撮影:釘野孝宏

またBLUE ENCOUNTの田邊駿一(Vo&Gt)は画面越しのリスナーに向かって「ちゃんと手を洗ってるか!」と叫びながら、「こんなことをロックの現場で言うとは思ってなかった」と苦笑。目の前に観客がいない状況であっても「できる限りあなたの横で歌いたい」と、心の距離を縮める歌を届けると誓った。

BLUE ENCOUNT 撮影:釘野孝宏

そんな2日目のラストを飾ったのは、東京スカパラダイスオーケストラ。アルコール飲料のCM曲として耳馴染みの「DOWN BEAT STOMP」や、田島貴男をゲストに招いての「めくれたオレンジ」などを披露。フェス巧者らしく無観客を感じさせない盛り上がりを見せて、この日の締めを務めた。

東京スカパラダイスオーケストラ 撮影:釘野孝宏

なお、こちらのイベントの模様は、動画配信サービス「GYAO!」にて、8月4日(火)12時よりアーカイブ配信が行われる。日程や内容によって配信期間が異なるので、詳細は「ビバラ!オンライン 2020」特設ページにて確認して欲しい。また9月28日(月)、29日(火)の2日間、フジテレビNEXTにて計6時間の放送も決定している。

<出演アーティスト>

7月31日(金)
秋山黄色/Awesome City Club/大森靖子/KEYTALK/スガ シカオ/ネクライトーキー/FAB!!〜Frederic Acoustic Band〜

8月1日(土)
赤い公園/大木伸夫(ACIDMAN)/Saucy Dog/田島貴男/東京スカパラダイスオーケストラ/ニガミ17才/Novelbright/BLUE ENCOUNT/フレンズ/マカロニえんぴつ/MONOEYES

8月2日(日)
Creepy Nuts/GEZAN/ダイノジ/Dizzy Sunfist/teto/the telephones/Dragon Ash/バックドロップシンデレラ/the band apart/VIVA LA J-ROCK ANTHEMS/LOW IQ 01 & THE RHYTHM MAKERS/ROTTENGRAFFTY