生田斗真が主演を務める映画「土竜の唄 FINAL」の完成報告会が11月11日(木)に行われ、生田が共演の鈴木亮平、菜々緒、滝沢カレン、仲里依紗、堤真一、三池崇史監督とともに登壇した。
この作品は、警察学校創立以来、最低の成績で卒業し、始末書の枚数ワーストワン、ちょっぴりスケベでまっすぐで熱すぎる警察官・菊川玲二(生田)が、潜入捜査官“モグラ”に任命されるという、エンタメ映画シリーズ。1作目、2作目とも大ヒットを記録し、本作でシリーズが完結する。
2014年の1作目から3作目までを振り返り、生田は「パート1を作ったときは、まさかシリーズ化するなんて夢にも思っていなかったので、ファイナルを迎えられ、劇場公開までこぎつけられたのは本当にうれしいです。本作はつい最近ようやく完成しまして、間に合わないんじゃないかと心配していたのですが、8年前からのシリーズ3作目を感じられる深みのあるエネルギッシュな作品になりました」とコメント。
本作の見どころの一つとして挙げられるのが、生田の裸。シリーズ通して幾度も全裸シーンに挑戦してきた生田は、「パート1のときは車のボンネットの上にはりつけにされて、洗車機の中に突っ込みましたし、パート2のときはヘリコプターにぶら下がりながら、大阪の街を飛び回る。パート3はどうなるんだというところで、皆さんの期待を大きく上回る裸シーンが完成したのではと思います」と手応えを明かした。
堤は「今回の映画の冒頭の(生田の)裸は、下半身にしか目がいかないのよ」と苦笑いし、生田も「冒頭20分くらい衣装なしなので」と明かし、会場を笑わせた。
そんな生田の裸について滝沢は「素敵でした。とても鍛えていらっしゃるのがわかりました。ただ、私はドキドキするような役ではなくて、三池さんから『あなただけは、何があっても心が揺らいではダメ』と言われていたので緊張しながら演技しました」と振り返った。
菜々緒は「(生田の裸を)目の当たりにしたことがないので…。画面越しでしかないので、残念なことに。でも、劇場のスクリーンで見れるので、皆さまも堪能してほしい」と呼びかけた。
お色気シーンが多い本作について、生田は「日本代表する美女が集まる本作なんですけど、僕はナインティナインの岡村隆史さんと、皆川猿時さんとの濃厚なキスにすごく残念な気持ちになりました。皆川さんは特に濃厚でした。カレンちゃんなんて、そのシーンを間近で見ていて、ちょっと衝撃映像だったんじゃないかなと思います」と苦笑い。
三池監督は「大体(生田の)乳首周りは僕の担当。映画の冒頭で、玲二の乳首をカモメがかじるシーンでは…。なんて言うのかな、乳首ってジムで鍛えられないし、ウソをつかない。パート1から8年間、何年かに一度、(生田の)乳首を観察する機会があって、体を鍛えているけど、乳首はウソをつけないんですけど、キレイなんですよね。優しくしてもらっているんだな、と。それに羨ましく感じながら、『このやろう!』って、カモメに噛ませる。どうせ監督になったんだから、それぐらいね(笑)」とぶっちゃけて、会場は爆笑。
それに対し、生田は「パート2のときも、監督がトラのかぎ爪をつけて、玲二の下着を破るというシーンを撮ったので、ある意味で相棒。(三池監督は)バディですね」と笑顔で語った。
映画「土竜の唱 FINAL」は、11月19日(金)全国公開。
配給:東宝
©2021「土竜の唄」製作委員会 ©高橋のぼる・小学館
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