このドラマの試写室…、なぜ僕が担当してるんでしょう?

突然の愚痴ではありません。ましてや、毎回こんな読みにくいレビューを掲載してくれてるフジテレビュー!!への抗議でもありません。むしろ、毎度エッジ効かせまくりの大好物ドラマを放送してくれる東海テレビさんには感謝しかないのです。だけど、今回の第6話、見終わった後、あまりにも素晴らしくって、放心状態で、素晴らしいしか言葉が出なくって、一呼吸して、なぜこんなにも素晴らしいドラマを、僕が「試写室」やってんのか…。ちょっと我に返ちゃって、もっと適任者いるんじゃないのか?って、妙に、反省してしまったのです…。だからね、そんぐらいね、素晴らしいの!第6話!!

っていうか、この第6話の次回予告。よくある、各媒体からこんな絶賛の声が!みたいな、そういう類いの宣伝文句に、毎日新聞様、朝日新聞様、読売新聞様という錚々たる、錚々たる過ぎてクラクラするビッグメディアと並列にして、僕の第1話「試写室」で放った第一声「想像してた、100倍面白かったんすけどッ?」というアホ丸出しをそのまんま採用するとか、『顔だけ先生』担当の方、大丈夫ですよね?僕のやたら付けたがる読点、無意味な“ッ”まで全部、そのまんまテロップで出すとか大丈夫ですよね?ていうか、あのビッグメディアのトリに、僕のあんなアホ丸出しを採用するとか、マジで、大丈夫なんですよね?僕、お役に立ててますよね?大丈夫ですよね?こんな素晴らしいドラマなのに、僕が水差してるとか、ないですよね?自分で書いといてなんだけど「想像してた、100倍面白かったんすけどッ?」←こんなんで、見たくなる方、いますかね?大丈夫なんすかね?それならそうと、もうちょっとアカデミックな第一声、発したかったですよ…。ホントに、マジで、僕なんかより、もっと高尚な、ドラマ研究家の方とか、論評出来る方に、『顔だけ先生』の魅力を語ってもらったほうが、伝わるんじゃないっすかね?大丈夫ですよね?僕、ご迷惑、おかけしてないですよね?このドラマの素晴らしさと反比例するように、ノンキ過ぎてテンション重視の僕の「試写室」…。ホントに大丈夫ですよね?(何回言うねん)

っというわけで、今回、燦然と輝くように素晴らしい第6話と、僕のアホ丸出し試写室との差…が、あまりにもエグくて、コントラストがえげつなくて、逆に自分の惨めさで落ち込んでしまった…という、わけのわからない状況に陥ってしまいましたが、そんぐらい、素晴らしい!!そういうことなの!!!!で、その何が素晴らしいかってね、大筋は“先生と生徒の恋愛”、しかも、“先生は生徒の子を身ごもる”…っていう、超禁断中の禁断…僕ら90年代ドラマウォッチャーなら当然通った道、『高校教師』(1993年/TBS)より禁断(だって、身ごもっちゃってるからね)…だっていうのに、ここまで爽やかに、だけど熱く、真摯でピュアに、問題提起もあって考えさせられるんだけど、『顔だけ先生』らしさは失うことはなく、ちゃんと奇想天外で、主人公のみならず生徒も先生も、そしてゲストも、それぞれのキャラクターがもれなく全員魅力であふれてて、見終わったあと充実感でいっぱいになる…超禁断な話だったのに…。っていう、そうことなんですよ(結局どういうこと)。もう、ホントに素晴らしいったらありゃしないのよ。

で、今回、亀高先生(貫地谷しほり)はもちろんのこと、めざましの華也ちゃん演じる小畑先生(阿部華也子)もすっごく良くって、最初と最後の、小畑先生の変貌が面白すぎて、それが愛らしすぎてたまらない…。

だから、そこも捨てがたい…んだけど、何より今回特に素晴らしかったのは、ゲストで登場した野呂ちゃん(野呂佳代/野呂ちゃんって呼ばせてよ)演じる加藤先生と、生徒の小林くん(若林時英)、っていう、このカップリングなの!!先生と生徒の禁断を、この二人が演じるわけなんだけど、このあんまり禁断感ない二人だからこそ、だからいいの!!もう良すぎるの!!例えば、加藤先生が小林くんから言われた“ある一言”で恋に落ちちゃうんだけど、その辺のくだり、禁断とは対極にあって、あまりにも素晴らしすぎて、思い出しただけで泣けてくる…。あの二人が愛おしすぎる…。ってなるの。

で、あの二人が演じるからこそ、禁断感が薄れる…ってのはもちろん、生々しさもないってのがあって…それだからいい…んだけど、そうなんだけど、リアルさは失ってなくって、ちゃんと、先生と生徒の恋愛について、その是非については言及してて、家族も登場して、その辺のお話もものすごくドラマチックで、しっかり考えさせられる…んだけど、加藤先生も小林くんも泣けるほど愛おしくって、だからこそ、禁断禁断言ってるけど(僕がね)、禁断とかそういう話じゃなく、そういう理屈の話じゃなく、誰にも邪魔されることのない、愛の物語へ見事に昇華していく…っていう、そういう素晴らしさなの!!!…うん、だけど、そうであってそうじゃない…それは愛の物語…でもあるんだけど、その全てでもある、“生きること”の物語でもある…っていうか、つまりこのドラマのコンセプト(キャッチコピー)“好きに生きてる――――――――(゜∀゜)―――――!?”っていう、その、本質に、最終的に、知らぬ間に、辿り着いてる…っていうね、そういうね、とんでもなく、とんっでもない、壮大な物語になってるの!!!!!…って、え?何言ってるかわかんない!?もうね、とにかく、見ろ!!!(逆ギレ)

だから言ってんじゃん…。僕、結局、こんなことしか言えないんですもん…。ホントに大丈夫なんですよね?ねぇ、大丈夫ですよね!?東海テレビさん!?!?大丈夫ですよね!?!お願いだから、こんな素晴らしいドラマに迷惑かけたくないんで、みなさん、お願いです!!見てください!!!お願いしますぅぅぅ!!!!(涙)