毎回さまざまなジャンルで活躍するゲストが集い、多彩な話題や事象を取り上げていくフジテレビのトーク番組『ボクらの時代』。

8月9日(日)の放送には、八代亜紀、コロッケ、島津亜矢が登場。「熊本県出身」の3人は、今回の共演を「うれしかです」と熊本弁で喜び合う。

左から)コロッケ、八代亜紀、島津亜矢

熊本県人の両親に教えられたこと

最初の話題は、故郷・熊本について。

コロッケ:コロナがあって、大雨があって、ということで、辛いことが続いてますよね。

八代:応援に行きたいけど、(私たちは)東京に住んでいて。やっぱり「入って来ないでくれ」という傾向があるのでね。なかなか行けないというところで、もどかしい感じがしません?

島津:本当にそうですよね。

「母が人吉市出身」という島津は、今年大雨で氾濫した球磨川について「子どものころよく行った」と語り、思いをはせる。

また、八代の父が怖かったという話から、話題は熊本県人の県民性に。

八代:熊本県人って、気は強いけどさ、人を信じやすくない?どうなの?

島津:私も昔そうでした。

コロッケ:あの…女性はそうだと思います。

八代:あ、男性は違う?

コロッケ:男性はほら、威張ってる方が多いので…。

島津:「肥後もっこす」(笑)。

八代:「肥後もっこす」っていうもんね。

コロッケ:僕の周りがそうだったのか、よく分からないんですけど…。

一同は、熊本の男性は「座ったら何もしない(笑)」と、「すぐそこにある灰皿も自分でとらない」など、エピソードを交えて盛り上がる。

ある冬、家にいた「知らないおじさん」

「父親から言われたこと」という話題では、島津が「威張っていたが、子供には甘い父親だった」と、13歳で上京を決意した際の両親の反応を振り返る。

一方、八代は驚きのエピソードを明かす。

八代:小さいころから言われていたことがあるんだけど、「亜紀、えこひいきするなよ」って。その言葉がよくわかることがあって。ある時、小学校のころに、寒い冬だったんですけど、知らないおじさんが家にいて。「このおじさん何だろう?」と思ってたの。ひと月いたの。で、いなくなったの。

コロッケ:…ひと月もいたの?

島津:(笑)。

八代:うん、ひと月いて。お父さんに聞いたのね。「お父さん、あのおじさん親戚?」って「いや、親戚じゃなかよ」「じゃあ、あのおじさん何だったの?いなくなったね」と言ったら、お父さんが…。

その「おじさん」の驚きの正体と両親の姿を振り返り、両親を「大尊敬した」と回顧する。

母子家庭で育ったコロッケは、「しつけに厳しかった」と振り返り、「覚えておけば、そんなに間違わない」と母から教えられた5つの言葉を今も大切にしていると明かす。

モテたくて始めたモノマネ…クラスメートの反応は?

コロッケは、ものまねをやり始めたきっかけと、はじめて友人の前で披露した際の思い出話を語る。

八代:ものまねって小さいころからしてたの?

コロッケ:いえ、中学校3年の時からです。それまでは、クラスにいるかいないかわからないような、欠席していても気づかれないようなタイプで。

島津:おとなしかったんですね。

コロッケ:ちょうど同級生に好きな人ができて。そのころ、ギターを弾けるとモテる時代だったんですね。

八代:そういう時代あった!

コロッケ:ギター弾けないんで、ものまねでその人のマネを覚えたら、「喜んでもらえるかな、モテるかな」と思って始めましたね。

「最初にやったのは郷ひろみさん」というコロッケが、当時のモノマネを再現。修学旅行のバスで初披露した際のクラスメートの反応は…。

ほか、八代が出演していたオーディション番組『全日本歌謡選手権』の裏話や、島津がよく出場していたという「ちびっこのど自慢大会」の思い出、故郷の味や熊本で好きな場所なども明かしていく。