星 吉紀氏(姫神)の音楽にのせて、たっぷり解説する60分間
多摩六都科学館(東京都西東京市、館長:高柳雄一、以下「当館」)では、5月31日(土)に「特別プラネタリウム キトラ古墳の天文図と中国星座」を投影します。
当館は2014年から文化庁、奈良文化財研究所、国立天文台とともにキトラ天文図研究会に参加し、その魅力発信につとめてきました。今回は奈良文化財研究所の許可を得て、キトラ古墳(※)に残された貴重かつ重要な壁画の高精細画像とともに、数千年前につくられた中国星座の世界についてお話します。
※キトラ古墳の石室の壁画は、令和元年(2019年)7月23日に国宝に指定されました
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「キトラ古墳の天文図と中国星座」広報画像
中国星座とは
現代の私たちが慣れ親しむ西洋星座と異なる、古代中国で作られた星座たち。奈良県明日香村にあるキトラ古墳の壁画には、極彩色の四神(青龍・玄武・白虎・朱雀)とともに中国式天文図が描かれ、今から千年以上前にこの中国星座が日本に伝来していたことを物語ります。また、中国星座でも重要視された「二十八宿(にじゅうはっしゅく)」と呼ばれる28の星座と四神にも、実は深い関係があります。
世界最大級のドームに映る大変貴重で高精細なキトラ古墳壁画とともに、中国星座の世界をご案内します。

プラネタリウムに映写した朱雀と二十八宿のうちの七宿
星吉紀氏(姫神)の音楽を、星空と中国星座で共有する世界観
自然や神話、風土をテーマにした幻想的で荘厳なサウンドが特徴の音楽ユニット「姫神」。
星氏が音楽を担当した番組を上映した縁から、当館のプラネタリウム番組での音楽協力や、2024年3月にはプラネタリウムドームでの生演奏が実現しました。
今回の企画「キトラ古墳の天文図と中国星座」では、星氏から提案いただいた楽曲の中から、星空やテーマの雰囲気に合う楽曲をプラネタリウム解説員が選曲し、姫神の音楽世界を全編通してお楽しみいただける内容となっています。
※今回、星吉紀氏の出演はありません
【姫神/星吉昭(ヒメカミ/ホシヨシアキ)】
岩手県出身・平泉町観光大使。
宮沢賢治の故郷である、世界遺産平泉から東北を活動拠点にコンサートやライヴで多くの人々を魅了している。
多摩六都科学館でも2024年3月「プラネタリウムコンサート 星座の詩」を開催した。
楽曲制作等(全天周プラネタリウム番組):「富士の星暦」「オーロラの調べ」ほか
世界最大級、直径27.5mのドームスクリーンに1億4000万個の星が映る
当館のプラネタリウムドーム「サイエンスエッグ」は直径27.5mと世界最大級で、足元から頭上まで星空や映像に包まれる傾斜型のドームです。光学式投映機「CHIRONII(ケイロンII)」が星々を映す中、プラネタリウム解説員が当日の星空もご紹介します。

多摩六都科学館 サイエンスエッグ((C)GOTO)
イベント概要
名称:特別プラネタリウム「キトラ古墳の天文図と中国星座」
会場:多摩六都科学館 サイエンスエッグ
日時:2025年5月31日(土) 午後5時20分~6時20分(午後5時開場)
対象 : 中学生~大人 ※小学生以下は入場不可
定員 : 234人
料金:2,200円(入館券付観覧料)
チケット販売:4月26日(土)午前10時から先着順。購入は「teket」から
画像提供:奈良文化財研究所
音楽協力:星吉紀(姫神)
イベント詳細ページはこちら

1994年開館。直径27.5mのドームに1億4000万個の星々を映し出す世界最大級のプラネタリウムドームと、5つの展示室で観察・実験・工作が楽しめる体験型ミュージアム。
小平市、東村山市、清瀬市、東久留米市、西東京市の5市で運営しています。
所在地 〒188-0014 東京都西東京市芝久保町5-10-64
電話番号 042-469-6100
URL https://www.tamarokuto.or.jp/
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