8月20日(木)優れたデジタルコンテンツ等の制作者を表彰する「デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー’19/第25回 AMDアワード」の授賞式が行われ、「限界突破×サバイバー」で優秀賞に選ばれた氷川きよしが登壇した。
授賞式では、優秀賞として、昨年の『紅白歌合戦』(NHK)に登場し話題となった「AI美空ひばり」や「天気の子」、「全裸監督」「ドラゴンクエストウォーク」など、日本を代表する様々なコンテンツが紹介された。
そんな中、「限界突破×サバイバー」は、優秀賞だけでなくAMDの理事長賞にも輝き、壇上に氷川が登場した。
襟川恵子理事長から賞状と記念品の授賞を終えると、氷川は「このような素晴らしい賞をいただきまして、本当に感謝の気持ちでいっぱいでございます」と感謝の言葉を。続けて「昨年スタッフから『Twitterで限界突破×サバイバーがバズっている』という風に聞きましたが、その状況が分からなくて、『なんですか?ズバってる?』っていうくらいよく分からなかった」と“きよし節”を交え、笑わせた。
さらに「この曲で氷川きよしの新しいドアを開けられたような気持ちになり、自分の個性や持っているものを表現して、自由に音楽を楽しんでいきたいなという気持ちになった」と曲を通して、気持ちに変化が生まれたことを明かした。
また、授賞式後に行われた会見では「これまで20年間、型にはめてそこからはみ出さないように表現して行かなきゃいけないと思っていた。でもこの曲が話題になって、自分の生き方とか、自分らしさ、個性などを出して、“誰でもなく、自分を生きること”の大切さを学ばせてもらった。みんなひとりひとりが、それぞれ個性を大事に、輝ける時代になると良いなっていう風に思っていますね」と、改めて自分らしく生きることの大切さについて語った。