ギャルモデルのゆうちゃみが、ノブと父親とのエピソードに「えー、めっちゃいい!」と感激した。

(左から時計回りに)ゆうちゃみ、水谷隼、ノブ、松本人志、大悟、内山理名、Hiro

10月22日(金)、フジテレビでは『人志松本の酒のツマミになる話』が放送された。

今回のMCを務めたのは、松本人志と千鳥(大悟、ノブ)。ゲストには、内山理名、Hiro(MY FIRST STORY)、水谷隼、ゆうちゃみが登場した。

BKBに「ノブさん、口臭いっすね!」と明るく言われて…

ノブは「恥ずかしいことでも、相手のためになるなら指摘したほうがいい話」を切り出した。劇場の出番の合間に、後輩芸人のバイク川崎バイク(BKB)と雑談していたときのこと。

ノブ

ノブ:BKBが(軽やかな口調で)「ノブさん、口臭いっすね!」って。

松本:ぬふふふふふふ。

ノブ:(俺は)「え!マスクしてるのに!?」って(驚いて)。(BKBの口調を真似ながら、明るく)「すごいっすよ。マスクから飛び越えてくるんすから。口臭いっすねぇ!」って。

大悟:マスク通り越すって、よっぽどやで。

ノブ:俺、そのとき、ズキンッてなったんすよ。でもズキンを見せたらダメだから。「せやねん、おっさんやから口臭くて。でも芸人なんかな、口臭いほうがおもろいやろ!」って言って。会話終わったあと、めちゃくちゃ歯磨いたんです。

一同:(笑)。

ノブはショックを受けたが、その日から気をつけて口臭ケアをするようになったため「BKBのおかげで気づけたんです」と語り、みなに「そういうことは言うべきじゃない?」と投げかけた。

松本:じゃあ、例えば本番中に、俺の鼻くそが完全にそよいでて、呼吸でもうピーポーピーポーなってたとき、言ってくれる?

松本人志

ノブ:それは、言えます。「松本さん、めちゃくちゃ鼻くそ出てます!」って。

松本:うははははは。

大悟:内山さんに言えるか?

ノブ:僕…内山さん…“内山さん鼻くそ”か…ちょっと待ってください(と、下を向いて考え込む)

松本:もうカメラ回ってるしね。(内山が)「私、今回のドラマはすごく難しかったんですけど…」とか言いながら、ずっと(鼻の穴で何かが)“そよいで”んねん。

ノブ:いや、それ、言います!

松本:なんて言うの!?

ノブ:(スマートに呼び寄せるように手を挙げて)「ちょっとメイクさん!鼻くそが」

一同:(笑)。

大悟:「鼻くそが」って言ったらアカン。「メイクさん」までは、ええわ(笑)。

松本:いやいや、もう絶対アカンて!

苦笑いしながら、この話を聞いていた内山は「それ、一番イヤですね」「だったらこう(直接)言ってもらいたいかもしれない」と主張。

内山理名

ノブは「そうですか?メイクさんの動きが早いほうが…」と言いかけるも、大悟から「みんなに言いふらしてるのと一緒やから!」とツッコまれていた。

会社をやめて芸人になろうとしたノブに、父親は「勘当じゃ」

Hiroは「今の職業をご両親は賛成してくれましたか?」と問いかけた。

父親である歌手の森進一からは、自分が苦労したこともあって、Hiroが同じ道に進むことを反対されていたという。

それを受けて、ノブは父親から大反対されて芸人になったエピソードを明かした。やっと企業に就職できた矢先に、会社を辞めて芸人になろうとしたため、父親から「勘当じゃ」と言われたという。

父親の怒りは、ノブをお笑いの道に誘った大悟にも向けられ、「うちの息子、そそのかしたんか」と大悟の実家に電話をかけて抗議したという。

結局、会社を辞めて家を出ることになったノブ。岡山から大阪に向かうときは…。

ノブ:お母ちゃんだけ見送りに駅に来てくれて。

大悟:おとう、怒ったままや。

大悟

ノブ:そう。お母ちゃんだけ「連絡だけしてきぃや。どうなってもいいから、大悟くんと仲良く!」って。

松本:うわ…。

ノブ:で、乗ろうとしたら「これ、お父さんからや」って(渡されて)。

ゆうちゃみ:えー、感動!

ノブ:開けたら、真っっっ赤な天狗のお面が入ってたんです。

一同:(笑)

それまでノブのちょっといい話に耳を傾けていた一同だが、突然の天狗登場に困惑しながらも笑ってしまう。

ノブ自身もその天狗を「どういうメッセージ!?」と思ったが、数年後に番組の企画で鑑定したところ、値段はつかなかったが、霊能者から「悪い霊がパンッパンッに詰まってます」と言われたという。

ノブが父親に真実を聞くと、それは悪霊を払う“備中神楽(びっちゅうかぐら)”のお面。父親が息子のことを思って持たせたものだった。

ノブが「本当に(悪いものを)吸ってくれていた」と振り返ると、ゆうちゃみは「えー、めっちゃいい!」と感激していた。

Hiroが明かす!華麗なる森家のお正月はMC席に森進一

今回は、トークしていく中で、ゲストと家族との関わり方も明らかに。

「私のママはギャルなんですよ」とゆうちゃみ。「今もギャルで、つけま上下付いてるしカラコンもついてる」。そんな40歳の母親とは「姉妹みたい」と語る。

ゆうちゃみ

ゆうちゃみ:何も言われずに「やりたいことはやれ」って。できてなくても褒めちぎられてきました。めっちゃ怖いですけど。

ノブ:怖いんや?

ゆうちゃみ:この世の中で、マジで誰よりも怖いですね。

松本:え、なんで?なんで?

ゆうちゃみ:(口ごもり)え…、ま、ギャルなんで、込み込みで…怖いっす(苦笑)。

Hiro:コミコミ??

大悟:ちょっと、やんちゃなお母さんなんや。

松本:詰めてくる感じ?

ゆうちゃみ:(顔をひきつらせて)もう、詰めるどころじゃないですね。…込み込みで。

松本:顔面蹴って来たりとかするわけ?

ゆうちゃみ:(少し黙ったあと)込み込みで…。

何を聞いても「込み込みで」と言ってはぐらかすゆうちゃみ。一同からは笑いが起き、「そのギャグなんなん!めっちゃ使いやすい」(ノブ)、「ええな、それ」(大悟)という声が上がった。

一方、水谷は両親の影響で卓球を始めたが、「本当はやりたくなかった」と語った。

親の指導が厳しく、中1のときには「やめる!」と言ったが、許してもらえなかったという。

水谷隼

中2のときにドイツ留学の話が上がると「喜んで家から出ました」「家(での練習)がキツすぎて」と振り返る。そして「(両親は)ドイツに行ったときから、急に“仏”になった」と言い、「海外行ってからは、すごい心配してくれて…」と、親子関係の変化を明かした。

父親が森進一、母親が森昌子という環境で育ったHiroは「『おまえいいよな』『人生楽しそうだね』って言われるの、めっちゃイヤ」と、本音を吐露。

Hiro:思ってるより、うちの家族楽しくないから!

一同:(笑)。

松本:いつでも楽しいわけないからな!

Hiro:外側から見ると、華やかに見えるじゃないですか。でも、結構正月とか殺伐としてるんですよ。(背筋を伸ばして)みんな面接のときみたいな。

大悟:森さんがいるんだから。

Hiro:(セットを見渡して)こんな感じですよね。松本さんの(席の)ところに、うちの父親がいて。

大悟:やっぱ、こういうところに座るんだ?

Hiro:そうですね。でも、“回さない”松本さん。

一同:(爆笑)。

Hiro

“MC席にいるが、トークを回さない森進一”という光景を思い浮かべ、みな大ウケ。

松本から「(でも)お母さんは、明るい人…」と振られたが、Hiroは「基本的には、何しゃべってるかわからない。明るすぎて、ワーッてなっちゃってるんで」と語り、知られざる森家のお正月事情が明らかになった。