育児中にママが感じる自己嫌悪に、ポジティブ心理学に詳しい松村亜里氏が、具体的な対策をアドバイスした。
女性が気になる話題について、スタジオで生討論を繰り広げるフジテレビ『NONSTOP!』の金曜恒例コーナー「NONSTOP!サミット」。
10月22日(金)の放送では、「夫婦ゲンカの終わらせ方」「ママの心の整え方」というテーマで、MCの設楽統と三上真奈フジテレビアナウンサー、千秋、カンニング竹山、藤本美貴、「婦人公論」元編集長の三木哲男が討論した。
「夫婦ゲンカの終わらせ方」というテーマでは、「ケンカ中、夫が謝罪の代わりに自分の大好物を買ってきたら、許せるか?」を、視聴者の意見を募る「せきらら投票」で投げかけた。
千秋は「ケンカをして、父とは口もききたくないと腹を立てていた母が、父から大きな花束をもらって仲直りしていた」というエピソードを披露。竹山も「妻が許してくれるわけではないけれど、好きな揚げ物を買って帰ったりする」と仲直りのための努力を語り、投票の結果も「許す=75%」「許せない=25%」となった。
「夫婦ゲンカで落ち込んでいた同僚が、愛妻弁当に『ゴメンネ』と書いてあるのを見て喜んでいて、ほっこりした」という30代男性のエピソードでは、竹山と三木が「奥さん、カワイイ!」とメロメロに。
2人の反応を見て「男って簡単!」と苦笑した藤本は、「許していなくても、当てつけのように弁当は作ると思う」と突き放した。
「夫は、ケンカの仲裁に近所の友人を呼んでくる。友人に申し訳なくてケンカは収まるけれど、モヤモヤする」という50代女性のエピソードも登場した。
藤本が「絶対イヤ。(友人に)帰れ!って言っちゃう」と言うと、千秋も「ケンカの内容を友人に言うのもイヤだし、夫婦ゲンカも自分で解決できない男なのかと思ってしまう」と同調。
友人に仲裁に入ってもらったことがあるという竹山は、「妻が無理やり気持ちに蓋をすることになって、根本的には解決しなかった」と経験を語った。
「結婚前はケンカをしてもきちんと謝っていた夫が、結婚したら頑固親父のように謝らなくなってしまった。結婚相手を間違えた」という30代女性の悩みでは、「旦那ガチャ」「嫁ガチャ」という用語が紹介された。
竹山は「そんなこと言うならもう一回ガチャを引けばいいと思うけど、そもそも結婚相手は偶然引き当てたわけではないから、“ガチャ”とは違う」と語り、千秋と藤本も「ガチャと言われるのは、せつない」と同意した。
「夫婦ゲンカを長引かせないために、一晩経ったら何もなかったように話しかけている」という40代夫のエピソードでは、「仲直りしなくても普通に話しかけることができるか?」と「せきらら投票」で問いかけた。
千秋が「ケンカはその日のうちに終わらせると決めているけれど、謝罪は必要」と言うと、藤本も「何日かかっても、納得するまでは無理」と主張。番組公式SNSにも「何事もなかったように話されたら腹が立つ」「謝るという区切りは必要」などの意見が寄せられ、投票の結果も「普通に話しかけることができる=37%」「できない=63%」となった。
「夫婦ゲンカをしていたら、娘と息子がどちらが先に謝るか賭けをしていて冷静になった」という30代女性のエピソードでは、千秋が「こういう子は社会に出た時に困難にぶち当たっても、楽しく解決できるはず」と子供たちのたくましさを絶賛した。
パパが「ありがとう」と言ってくれれば頑張れる!藤本美貴が子育て中の心の整え方を伝授
「ママの心の整え方」というテーマでは、「子供は生後3ヵ月。出産前はオシャレ命だったのに、忙しくて自分のことをしている余裕がない」という30代女性のお悩みが登場した。
藤本は、「一定の期間は仕方ないし、この時期を乗り越えれば自分の時間が戻ってくる」とエールを。千秋も「化粧をしないから肌の負担が減らせてラッキーと気持ちを切り替えたら?」とアドバイスを送った。
「育児中にお母さんが我慢していること」や「育児中にママが感じた自己嫌悪」が紹介されると、「お母さんになったら、誰でも『子供が一番大事』と考えられるようになるもの?」と三上アナから質問が飛んだ。
千秋は「出産前は子供が好きじゃなくて、妊娠中も『お母さんになれないかも』と不安だったが、娘の顔を見たら『大丈夫』と思えた」「子育てで自己嫌悪感を抱かないために『自分が1番、娘が2番』と考え方を変えたが、それでも娘を命をかけて守る自信はある」「子供を怒ってしまっても、私が怒りたいんだから仕方がないと考える。心のさじ加減で、自己嫌悪を感じずに済むはず」と熱弁。
藤本も「母から『子供が親にしてくれるから大丈夫』と言われていた」と語り、竹山も「完璧なお母さんなんていない」と断言した。
「子供を幸せにするためには、親が幸せでなければならない」と考えるポジティブ心理学に詳しい松村亜里氏は、「毎日良かったことを書き出すとイライラが減る」「朝20分運動をすると、最長12時間幸せが続く」など、具体的な対策をアドバイス。
スタジオからは「20分の運動で12時間も幸せが続くなんてスゴイ!」と、驚きの声が上がった。
「ママがすべてを我慢する必要はないし、パパが『ありがとう』と言ってくれるだけでもママは報われるのでは?」という藤本の言葉を受けて、藤本の夫・庄司智春のブログも紹介された。
「めっちゃいいヤツじゃん!」と照れ笑いを浮かべた藤本は、「こういうことを夫婦で話し合う時間を作るだけで、ママの自己嫌悪は解消されるはず」と主張。SNSにも「他人と比べない、完璧を求めない、無理をしない」など、子育てに奮闘するママたちへのメッセージが届いた。
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