今年12月25日に結成10周年を迎えるメインダンサー&バックボーカルグループ、超特急。節目を迎える彼らが11月10日(水)に、3年ぶり、4枚目となるアルバム「Dance Dance Dance」をリリースする。

<超特急の関連記事>

「Dance Dance Dance」は、英語やハングル、ロシア語、ポルトガル語など世界の言語とダンスミュージックを網羅したほか、初めてダンサー4人でレコーディングした楽曲も収録。新しいチャレンジが満載の作品だ。

本作を携え、東京・大阪のアリーナ公演も控える超特急にフジテレビュー!!がインタビュー。前編ではアルバムの裏話から、アリーナツアーへの思いを聞いたが、後編ではアルバムの内容にちなみ、「5人で旅をするなら?」のテーマトークを展開。旅先での“係”決めではトラブルが発生…!?

<超特急 インタビュー>

有名アーティストが育ったカナダにはどんな音楽が流れている?

──今回のアルバムは、音楽で世界旅行するような1枚になっていますが、もし今、5人で旅をするならどこに行きたいですか?

タカシ:うーん、難しいな…。行ったことないところも興味があるけど、お仕事で行った場所にプライベートでも行ってみたいですね。台湾とか、近場だとリアルに行けそうだし。

タクヤ:僕はみんなでニューヨークに行ってみたいです。フォトブックの撮影で、ソロでは行ったことがあるんです。タイムズスクエアとか(シンボル的な場所に)行って、写真を撮ったので、今度はみんなで撮りたい。あとは、街中にたくさんあるビジョン全部に超特急を映ししたいですね。

リョウガ:それいいね。

──インドア派のリョウガさんが、旅行したくなることはありますか?

カイ:なさそう(笑)。

リョウガ:えっと…もう少し考えさせてください。

ユーキ:(マイペースに、スマホで検索しながら)僕はカナダに行きたい。カナダって有名なアーティストが多いですよね。ジャスティン・ビーバーもそうだし。

カイ:ザ・ウィークエンド、ドレイクもそうだよね。

ユーキ:そういう人たちがたくさん生まれる国って、どんなところなのかな。カナダってどちらかというと、大自然のイメージが強いから、街にどんな音楽が溢れているのか興味があるんだよね。

タクヤ:ねぇ、それ、1人で行けるよね?

ユーキ:みんなで行こうよ~。音楽のルーツを旅した後に、みんなでスキーとかしたい!

カイ:僕もアメリカ大陸になっちゃうけど、ルート66をみんなで、車で横断したらいい思い出になるだろうなって。シカゴからカリフォルニアまで、州8つをまたぐ壮大な旅。道中、きっとタカシとかがビデオ回してくれるだろうし、ご飯食べたりするのも楽しそう。シンプルにロードトリップもやってみたいですね。それで、カリフォルニアについたら、「頑張ったな、僕ら」って感じでラスベガスまで飛行機で飛んで、カジノで豪遊してみたい。

ユーキ:それ、いいね。カジノでかっこよく決めて、いいホテルに泊まりたいよ。

カイ:ラスベガスは高級ホテルもカジノで潤ってるから、意外に安いらしいんだよね。

フランスではスリに注意!そして、カナダの追加情報が…!

──皆さん、素敵な旅のアイデアですね。リョウガさんは何か浮かびましたか?

リョウガ:国内をキャンピングカーでキャンプする。場所は…。

タクヤ:(リョウガの耳元に向かって小声で)二子玉川。

リョウガ:じゃあ、(外国を言うように)“ニコタマ”で。

カイ:あの河川敷ではたぶんキャンプできないよ(笑)。

ユーキ:奥多摩はどう?

リョウガ:では、カタカナの“オクタマ”で。

ユーキ:アウトドア関連って今、人気だし、いいかも?

リョウガ:え?流行ってるの?知らなかった…。

カイ:リョウガは、自分から流行を作っちゃうタイプだから(笑)。

リョウガ:ええ(ドヤ顔)。自然と流行っているものを察知してしまいました。実はファンクラブの企画で、タクヤと2人でちょっとだけそれっぽいことはしたことあるんです。全員でテントを張って、ちゃんとやってみたことはないので、自然と調和するのもいいかなと。

カイ:タカシはどう?

タカシ:僕は、ベタだけど、みんなでフランスとか行ってみたいです。

カイ:誰が最初にスリに遭うか…(心配顔)。

タカシ:たしかにその危険性はある(笑)。エッフェル塔のふもとで、ポケットに財布とか入れてたら、まずいよね。ただ、歴史ある街にいるだけで、いい気分転換ができそうだなって思う。

ユーキ:(周囲の会話を無視して)はい、僕、カナダ情報追加します!(スマホを見ながら)「ロイヤルオンタリオ博物館」って、恐竜とか武士の甲冑とか見れるところがあります。あと、「バンフ国立公園」はめちゃめちゃキレイな自然公園で、「バンフ・スプリングス・ホテル」というお城みたいな豪華なホテルに泊まります。「シャトー・フロンテナック」というお城のレストランで食事したいです。

リョウガ:なんだか、ディズニーランドみたいなところだな。

ユーキ:本当にそう。ハリー・ポッターの世界みたいだよ。びっくりした。

カイ:じゃあ、どこに決めようか。候補は、オクタマかニューヨーク?

ユーキ:うそでしょ!?カナダだよ~。

タクヤ:「せーの」で、指差しでいいんじゃない?

カイ:そうだね。自分以外を指さそう。

全員:せーの!

(タクヤはリョウガ、それ以外の4人はタクヤを指名)

ユーキ:1人だけ都内だった(笑)。

タカシ=キャリーケース?マネージャー?

──では、ニューヨークに皆さんで行くとしたら、それぞれの担当、役割分担はどうなりますか?

リョウガ:僕は、お金管理係。

ユーキ:リョウガ、堅実だからなぁ。

タクヤ:ユーキは、現地の人とコミュニケーション係をやって。

ユーキ:OK!友達いっぱい作ります。

タクヤ:カイはいろんな場所をリサーチする係。

カイ:いいよ。

タクヤ:俺は、Wi-Fi係。

リョウガ:スマホ、大事だしな。

タクヤ:タカシは…、ホテルで留守番。

リョウガ:役割、キャリーケースと一緒じゃん。

タカシ:なんで?なら、俺、帰る(しょんぼり)。

カイ:マジで悲しくなってるよ。タカシは俺がリサーチしたスポットの合間に、行きたいスポットとご飯屋さんとか探す係がいいんじゃない?

ユーキ:それこそ、タカシは記録係でしょ。

タカシ:ファンクラブのスタッフさんと同じ一緒じゃん。

リョウガ:カメラ回してたらプライベートな感じがしないよな。

タクヤ:でもさ、マネージャーに(真似しながら)「絶対撮ってきてくださいよ~」って言われるよ。

全員:あははは。間違いない!

撮影:河井彩美
取材・文:キツカワユウコ