映画「喜劇 愛妻物語」大ヒット祈願!公開直前イベントが、9月3日(木)に行われ、濱田岳、水川あさみ、新津ちせ、足立紳監督が登壇した。
映画「百円の恋」で日本アカデミー賞優秀脚本賞に輝いた足立監督が、自身の夫婦生活を赤裸々につづった、自伝的小説が原作のこの作品。年収50万円の売れない脚本家・豪太(濱田)とそんな夫に絶望している酒好き妻のチカ(水川)による、痛快な愛憎劇が描かれる。
舞台にキャストが登場すると、足立監督は「公開が近付くと夢をよく見るんですが、この映画でも、前列にしかお客さんが入っていない夢を見たんで、そうならないと良いなと思ってます」といきなり自虐トーク。
これに続き、濱田が「撮影をしている時は、(この映画で)このようなイベントが開けるなんて思ってもいなかった」水川も「こんなにこの映画でフラッシュを浴びるとは思ってもみませんでした(笑)」と自虐に乗っかる中、娘・アキ役を演じた新津が「本当に面白い映画なので、前列と言わず全部の席が埋まることを願います」と上手くまとめた。
鬼嫁による罵倒シーンは「台本と分かっていても怖い」
今回、水川と夫婦役を演じた濱田は「鬼嫁役が水川さんと聞いて、『俳優業をやっていてこんなにやりたい映画はない』とチャレンジした。初日に水川さんから罵声を浴びせられて、『ヤバイ!すごい怒るじゃん!思っていたより汚い言葉使ってくるじゃん!』っていう(笑)。それが楽しみに変わっていって、奥さん役が水川さんで良かったなと思います」と振り返った。
また水川は「すごくエネルギー値の高い女性で、沸点も低くずっと怒ってる役ですが、楽しく撮影させていただきました。濱田さんのことを大信頼しているので、いくら私が当たりに行っても受け止めてくれることを分かっているので任せられた。撮影シーンについても事前に一度も打ち合わせることはなかった」と濱田との信頼関係について明かした。
そんな2人のやりとりを身近で見ていた新津は「シーンの中だとすごくやり合っていて、『うわーどうしよう』と思っていたんですけど、裏だとめちゃくちゃ仲良くて、ホッとしました(笑)」と感想を述べると、MCから「罵倒シーンは怖くなかったですか?」と追加質問が。「台本とは分かってるんですけど、『怖いな、早く終わってくれないかな』ってずっと思ってました」と子ども心を正直に話し、大人たちを笑わせた。
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