10月8日(金)、アニメーション映画「神在月のこども」の初日舞台挨拶が行われ、声優を務めた蒔田彩珠、井浦新、新津ちせ、神谷明と、白井孝奈(アニメーション監督)、四戸俊成(原作・コミュニケーション監督)が登壇した。

本作は、母を亡くし、大好きだった走ることに向き合えなくなってしまった主人公の少女・カンナが、神の使いに導かれて東京から出雲を目指す物語。

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本作の内容にかけて「コロナ禍が落ち着いたら行ってみたいところ」と聞かれると、井浦は「僕も出雲に行きたいですね。でも、あえて出雲大社などのこの作品と関わったところからちょっと離れて、出雲の山々を縦走しながら、古(いにしえ)の出雲の姿を想像したいですね」とコメント。

司会が「見る目線が神様の目線になっていますね」と驚嘆すると、「出雲の神々を演じたかったけど、人間役だった」と悲しそうに語っていた井浦は「次はそちら側で…。神様ではなくて、もののけとかでもいいので」と監督にアピールした。

蒔田は、「カンヌに行ってみたいです。カンヌ国際映画祭にすごく憧れていて、いつか行けたら」と希望を明かした。

また、イベントでは父親役を演じた井浦が娘役の蒔田にサプライズでプレゼントを渡す場面も。井浦が、「父から娘へ。出雲式の勾玉(まがたま)をプレゼントしたいと思います」と、蒔田の腕に勾玉の付いたブレスレットをつけてあげると、うれしそうに観客に披露。

井浦は、「勾玉の上の方は太陽を、下のシュッとなっている方は月を意味しています。紐が通っている穴はご先祖様とつながるということを意味しているので、『健康でいられる』というものです」と説明すると、蒔田は「お父さんみたい!」と感動した様子。

司会者が「実はみなさん、今蒔田さんが着けているこのメノウの勾玉のブレスレット。こちら購入することが出来るんです!」と宣伝を開始すると、登壇者から「(会場の雰囲気がよかったのに)いきなり、いい話じゃなくなってしまった(笑)」とツッコミが入り、会場を笑わせた。

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アニメーション映画「神在月のこども」は全国公開中。

©2021 映画「神在月のこども」製作御縁会
配給:イオンエンターテインメント

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