15歳で芸能界デビューし、現在まで30年間アイドルとして第一線を走り続けている三宅健さんが、『THE iDOL 三宅 健 写真集』を発売。
めざましmediaは、アイドルとしてファンにときめきを与え続けている三宅さんにインタビュー。
プライベートでつい「アイドル」の瞬間が出てしまうことなどを教えてくれました。

三宅健 一番のお気に入りカットは「僕であって僕ではない」

今年でデビュー30周年を迎える三宅さん。自身でディレクションも務めたという『THE iDOL 三宅 健 写真集』の刊行を記念して開催される写真展「KEN MIYAKE PHOTO EXHIBITION "THE iDOL"」の内覧会に登場し、写真集への思いを語りました。


――まずは、写真集発売おめでとうございます!

ありがとうございます!

――『THE iDOL』という写真集は、どういう思いが込められていますか?

この写真集は、以前発売した『THE iDOL』というアルバムと同じタイトルになっていて、アルバムは耳で、写真集は目で違う角度から楽しんでほしいと思い作りました。

――注目して見てほしいところはありますか?

見る人の見方や捉え方によって感じることが変わるのが、一つのメディアとして面白いと思うので、僕が限定的にここを見てというのはなく、自由に楽しんでもらえたらなと思います。


――写真集のお気に入りカットを教えてください。

どのカットも好きなんですが、やはり表紙のカットは特に好きですね。
元々「アイドル・三宅健」を被写体とした写真集を作りたいという思いからこの企画はスタートしているのですが、「虚像とリアルの狭間」をテーマにしています。写真が固定的な真実やリアルを捉えるだけではなく、「僕であって僕ではない」虚像としてのリアルを写し出してくれていると感じています。


――今回の写真集はご自身でディレクションされたとのことですが、撮影はどのように行われたのでしょうか。

この写真集の撮影は全部フィルムで行っているので現場ではチェックができなかったです。
だからどんな画角で自分が写っているか分からない。ファインダーをのぞいているカメラマンしか分からないし、カメラマンもシャッターを切った後は、写真が現像されるまでどんな写真が撮られているかはみんな分からない。そういう環境の中で撮影をしました。

――実際出来上がった写真の仕上がりを見たときはどんなお気持ちでしたか?

今回は小見山 峻さんと草野庸子さんという二人のカメラマンの方に撮り下ろしてもらっているのですが、シチュエーションもまとっている衣装も同じなのに、まったく違った写真になっているのが面白いなと思いました。
また、撮影したものが大きく出力されることで、それぞれの作家性も強く感じられました。

そして、今回の写真集を通して新たに知った自身の魅力について訪ねると、少し笑みを浮かべながら「ないです!分からないです!」と即答し、周囲の笑いを誘っていた三宅さんなのでした。

電車やバスの待ち時間でつい踊りたくなるのを我慢


ーー71歳の寿司店の大将とご友人だということですが、プライベートで「アイドル・三宅健」が出る瞬間はありますか?


――30年間アイドルとして第一線を走り続けている三宅さんは、プライベートでつい「アイドル」の瞬間が出てしまうことはありますか?

コンサートとかMV撮影が間近だったりすると、頭の中で振り付けを思い浮かべたり体を動かしながら確認したいと思う瞬間があるのですが、電車やバスを待っているときに、つい踊りたくなるので我慢しています!

――電車やバスに乗られるんですか?

乗ります乗ります!


――三宅さんが電車やバスに乗っているって驚きです…。そういうところで踊りだしたりしたら周りに三宅さんってバレてしまいますね。

はい…。なので我慢していますけど、振り付けを確認するとなると頭の中だけではできなくて、少し体を動かしたくなってしまいます(笑)。でもそれを我慢していて、不意にポロっと出ないように気をつけています。家の鏡の前では踊ることはあります。