窪田正孝が主演を務め、日本の連続ドラマとしては初めて放射線技師にスポットを当てた月9『ラジエーションハウスⅡ~放射線科の診断レポート~』。

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窪田演じる五十嵐唯織が、幼いころから思いを寄せる放射線科医・甘春杏を演じている本田翼に、“ラジハ視聴ポイント”を聞いた。

第4話の放送を控え、唯織と杏のやきもきした関係、整形外科医・辻村(鈴木伸之)と放射線技師・裕乃(広瀬アリス)の四角関係など、見どころがいっぱいだというが…。

視聴ポイント① 唯織に対する杏の心情

杏は、五十嵐さんのことを考える時間が前作より増えたように思います。「これは恋なのかな?」という気持ちがありつつも、五十嵐さんはあまりにも医師としての知識が豊富で、自分よりも常に一歩先にいるので複雑な心境なのだと思います。

恋なのか、仕事の面で尊敬しているのか、逆にライバル視しているのか。自分の中でも迷っていて、結果、いろいろな意味で五十嵐さんのことを考える時間が増えています。皆さんには、「杏って結局、どの感情なんだろう?」と思いながら心情を追ってもらえたらうれしいです。

視聴ポイント② 唯織と杏の恋のムズムズ感

今回のラジハは、医療ドラマとして面白いだけではなく、恋愛要素が前作よりも描かれている…というか、進展があるんです。甘春総合病院の整形外科医・辻村先生(鈴木伸之)とラジエーションハウスのメンバー・広瀬裕乃(広瀬アリス)と四角関係にもなっていますしね。キュンはしないかもしれませんが(笑)、「これは(唯織と杏の)お互いの思いが通じたのでは!?」「え、すれ違っちゃうの?」という、ムズムズする恋の展開には注目していただきたいです。

個人的には今、「辻村先生、いいと思うよ?」って杏ちゃんにアドバイスしてあげたいなと思いながら見守っているところです(笑)。

視聴ポイント③ ラジエーションハウスと灰島院長の対峙

ラジエーションハウスのメンバーは、本当に個性のぶつかり合い(笑)。前作から引き続き、掛け合いのテンポ感は楽しんでいただけるのではないかと思います。

そして、何よりも今作で注目なのは、髙嶋政宏さんが演じる甘春総合病院の新院長・灰島とラジエーションハウスのメンバーとの対峙です。灰島さんには灰島さんの正義が、そして五十嵐さんを中心としたラジエーションハウスのメンバーにもそれぞれの正義があるので、常にぶつかり合っているのですが、最後まで見届けていただきたいです。

【おまけ】視聴ポイント 軒下&田中コンビは要注目!

今作で私が一番注目している登場人物は、ラジエーションハウスの新メンバー・田中さん(八嶋智人)と、前作からのいじられキャラ・軒下さん(浜野謙太)の2人です!軒下さんが容姿から立ち位置から、すべてが似ている田中さんに対して「キャラを取られた!」と、いつももめているのですが、このコンビが画面にいると和みますよね(笑)。私もつい、見てしまう2人ですし、皆さんにも注目していただきたいです。

撮影:河井彩美