9月21日(月)21時放送のフジテレビ『SUITS/スーツ2』第11話より、上白石萌音がレギュラー出演することが発表された。シーズン1に続き、検事の藤嶋春香(ふじしま・はるか)役を演じる。

『SUITS/スーツ2』は、全米メガヒットドラマ『SUITS』のシーズン2が原作。負け知らずの敏腕弁護士・甲斐正午(かい・しょうご)役を織田裕二、経歴詐称の天才ニセ弁護士・鈴木大輔(すずき・だいすけ)役を中島裕翔が前作に引き続き演じる。

上白石は、ドラマ、映画、舞台など幅広く活躍し、“2020年上半期ブレーク女優ナンバー1”の呼び声が高い、いま最も旬な女優だ。そんな上白石が演じる藤嶋は、伊藤健太郎演じる佐竹信吾が起こしてしまった交通事故の担当検事となり、信吾の弁護を担当する織田裕二演じる甲斐と中島裕翔演じる大輔と2年ぶりの再会を果たす。

甲斐は最重要クライアントの息子の弁護を任されているということもあり、手を抜くことができないが、2年の時を経て、検事として成長した藤嶋が再び甲斐に食って掛かる。緊迫した交渉が行われるなか、大輔はこの事件を自分の過去と重ね合わせてしまい、思わぬ行動をとってしまう。

<上白石萌音 コメント>

――『SUITS/スーツ2』の出演が決まった時の率直な感想を聞かせてください。

シーズン1の最終回に出演させていただいた時の記憶が強烈に残っていて、この役が好きだなって思っていたので、「またこの役に戻れるんだ!」ってすごくうれしかったです。

――再び藤嶋春香を演じてみた感想は?

実は『SUITS/スーツ』で初めてスーツを着たんです。社会人役がこの作品で初めてで、『SUITS/スーツ』でスーツデビューをしました。

その後、社会人の役をいただくことも増え、あの時は恥ずかしさとリクルートっぽさがあって私、まだスーツに着られているなと思ったんですけど、今回は髪型や服装とか外見から大人っぽく作っていただいて、前回とは雰囲気が違うと思います。

セリフからも、いろんな経験を積んだんだなと分かるような言い回しがあるので、2年間の成長をちょっとでもにおわせることができればいいなと思います。

――『SUITS/スーツ2』の撮影現場はどうでしたか?

現場全体の一体感と前回の温度感よりさらに熱量の高い現場だなと感じました。さらに、織田さんと中島さんのお2人のコンビネーションが健在というより、むしろ加速していたので、その2人を前に、「懐かしいな!前もこんなやりとりをしていたな」って思いながらも、臆せずに演じようと思いました。

――番組を楽しみにしている視聴者に向けメッセージをお願いします。

第11話からの参加になります。結構、激しい展開がありますので、私も皆さんと一緒にこの展開を楽しみたいなと思っています。

そして、2年の時を経て、藤嶋がさらにガツガツ系に成長しています。藤嶋がちょっとでも『SUITS/スーツ2』のスパイスになれればいいなと思っています。ちょっと気に障るやつかもしれないですが温かく見守って下さい!

<第11話 あらすじ>

甲斐(織田裕二)と上杉(吉田鋼太郎)の攻防の結果が出た。

そんな中、祖母を亡くして傷心の大輔(中島裕翔)は、幼なじみで既婚者の怜(吉谷彩子)と関係を持ってしまった。さらに、そこへ真琴(新木優子)が訪ねて来て、そのことを知られてしまう。翌日、大輔は真琴に弁解しようとするも、冷たくあしらわれしまい、そこへ突如、甲斐から緊急の呼び出しが入る。

事務所にとって最重要クライアントの社長夫人・佐竹美喜子(映美くらら)の自宅を訪れた甲斐と大輔は、美喜子の息子・信吾(伊藤健太郎)が、昨夜、パーティーの帰りにひき逃げ事故を起こしてしまったという相談を受ける。両親を交通事故で亡くしている大輔は、いつになく冷静さを欠いており、それを察した甲斐は、大輔をこの案件から外そうとする。