10月1日(金)23時より、フジテレビで放送される『全力!脱力タイムズSP』に、山口紗弥加と出川哲朗がゲスト出演する。
今回は、70分の拡大スペシャル。オープニングでは、山口が「出川さんのことが大好きなんです」と頬を赤らめながら告白。お約束の“熱湯風呂”のリアクション芸を、生で見るのが夢だと打ち明ける。
すると、MCのアリタ哲平の提案で、番組が考案したオリジナルの熱湯風呂に出川が挑戦することに。しかし、あまりにも斬新な熱湯風呂を目の前にした出川は憤慨。それでも、山口からの熱い視線を感じると、その期待に応えようと、意を決して渾身(こんしん)のリアクションを披露し始めるが…。
また、今回の特集は、番組初となる出川の持ち込み企画「出川哲朗が“海苔(のり)”を全力でプレゼン」。古くから日本の食卓には欠かせない身近な食材である海苔の魅力を、実家が老舗の海苔問屋を営むという出川が、海苔の歴史から意外なトリビアまで余すところなく、70分間たっぷり解説していく。
かくしてスタジオには、「意外と知らない海苔の歴史」「知って得する海苔の産地と使い分け術」「おいしい海苔の選び方」などの情報がびっしり書き込まれたボードが登場。それをもとに、アリタの質問に答える形で、出川が海苔の魅力を熱く解説し始める。
しかしそこへ、解説員の出口保行と齋藤孝が話に割って入ってくる。「“海苔”の話題だけで70分を費やすのは、いくら何でも無理がある」というのだ。
海苔業界を応援したいという自身の思いに応えてくれた番組の温情に感謝しつつ、共演者たちの言い分も理解できる出川は、どうしてよいかわからず、すっかりうろたえてしまう。
そんな中、ただ一人、今回の特集に前のめりだったアリタが、とうとうブチ切れてしまい、急きょ特集内容の変更を宣言。かくして「出川哲朗のリアルガチ本音対談」の幕が切って落とされる。やがて出川も目を疑う驚きの展開に…。
「THE美食遺産」は、横浜にある老舗そば店の「揚げ帆立と小海老のみぞれそば」を、滝沢カレンがナビゲートする。
<山口紗弥加 コメント>
――収録はいかがでしたか?
この番組に出演させていただくのは、2度目なんですが、やはり「こんなに疲れる仕事はないな」というのが、率直な感想です(笑)。
まず、稽古もリハーサルもなしのぶっつけ本番というスタイルが、役者にとっては慣れないことなんです。しかも仕掛け人の立場なので、絶対にミスは許されません。
もう緊張を通り越して、変なアドレナリンが出るんですよ(笑)。コメンテーターという役割があるだけで、ほぼ“私”として演技をするというのは、ウソと本当を行ったり来たりで、何とも奇妙な感覚に陥ってしまって、自分が何をやっているのかわからなくなる瞬間があるんです。
そんな中、ただひとつ確信したのは、出川さんがとてもやさしい方だということ、そこに尽きますね。とにかく、出川さんが大好きです(笑)!
――山口さんは、以前から『全力!脱力タイムズ』の大ファンだそうですが、どんなところに魅力を感じていますか?
なんと言っても、一発本番のヒリヒリ感です。虚実ないまぜの壮大な茶番劇の中に(笑)、ちょっとした本音の部分がつい漏れ出てしまうところが、やっぱり面白いなと思うんです。
ふとした隙(すき)に垣間見える真実…出川さんの言葉を借りるなら、“リアルガチ”な生っぽさ(笑)。それが随所に散りばめられていて。有田さんがムチャ振りをするときの、あの悪い顔もたまらなく好きです。恐怖で「ヒーッ!」となります(笑)。
今回は、特に「ただでは生きて帰れない」、そう思って参戦しました。つくづく恐ろしい番組だと思います(笑)。
――前回(2019年2月22日放送)ゲスト出演されたときと比べて、違いを感じるところはありましたか?
今回強く感じたのは…愛と、信頼と、誇り。何だか謎な回答になってしまったかもしれませんが(笑)。
有田さん、出川さんをはじめとするスタッフ、キャストのみなさんの、仲間を思い、敬う気持ち、エンターテインメントに対する熱い思いというものを知ることができた気がして。
まさか、あの『全力!脱力タイムズ』で胸熱の感動に出会えるなんて…なんだかだまされた気分です(笑)。
――今回の『全力!脱力タイムズ』の見どころを教えてください。
まるごと出川さん!これはもはや、有田監督から出川さんへの全力のラブレター、愛の物語なんじゃないかと。最後の最後まで、出川さんを堪能していただけたらと思います。よろしくお願いします。