<見取り図 コメント>

――昨年は、ノミネート者としてインタビューを受ける立場でした。当時の心境を教えてください。
 

盛山:5回目のチャレンジやったもんね。

リリー:だからもう、ここで決めるつもりやったよね。ここで(奨励賞を)とらないと無理って感じでした。

盛山:上方漫才大賞(での戦い)をあきらめようと思っていましたね。“背水の陣”という感じで。新人賞を含めたら、(ノミネートされるのは)7、8年(※)のことだったので。年に一回のレギュラー番組になってしまっていました。

(※)2017年、2018年は新人賞にノミネート。2020年は奨励賞にノミネートされたが新型コロナウイルスの影響で大会が中止。2021年、2022年、2023年にも奨励賞にノミネートされ、2024年に奨励賞受賞。初ノミネートから8年目、かつ(2020年も含め)奨励賞は5回目のノミネートとなるタイミングで奨励賞受賞となった。

リリー:新人賞もとれなかったから。

盛山:本気で挑んでいました。

――今年は、リポーターという立場になります。

盛山:(受賞に挑む方々の気持ちは)めっちゃわかります。“カミマン”(上方漫才大賞)は特に、(賞を)とれなかったら、全芸人がいらついています。

リリー:一番ほしいからな、芸人からしたら。

盛山:ステップアップするには、必須の賞レースじゃないですか。ましてや大阪で漫才をやっていく身としては。

リリー:歴史の重みもあるしね。

盛山:毎回、楽屋では結構特殊なぴりつきがあるよね。

リリー:勝ちたいからね。

盛山:戦いの目にはなりますね。

――今回の奨励賞は、ヘンダーソンが2回目、その他初めてのノミネートとなります。昨年とはまた違う様相を呈しています。

盛山:天才ピアニストが(奨励賞ノミネートに)入ってくるのはわかりますね。去年、新人賞をとって、今回奨励賞。

リリー:だから、2年連続(の受賞となる)可能性があるよね。

盛山:そんな年も過去にあったしね。天才ピアニストは本当に、大阪の賞レースを全部網羅するという、女芸人初の目標を抱いているので。ジャンヌダルクです。意気込みも違うでしょう。ヘンダーソンは、僕らの同期です。去年のライバルで、今年もチャレンジ。まだ今年で2回目でしょ…全然甘い。俺ら、5回やっているんやから。

リリー:まだ先は長いですよ。

――ヘンダーソンは、今年800回以上のステージに立ったそうです。

盛山:俺ら3、4年前は、900なんぼ(回のステージを経験した)やんな?

リリー:ええやろ、別にそれは(笑)。

盛山:“(ステージに)立てば立つほどいい”わけじゃないので。

リリー:ええやろ別に(笑)。ヘンダーソンが頑張ったってことやん。

盛山:ダブルヒガシ、間違いないです。カベポスター、マユリカ、間違いないです。みんな賞レースの猛者たちやね。

リリー:どこが(奨励賞)いってもおかしくないな。

盛山:すごいね~、普通にとてもおもろい、お笑いライブですね。賞レースとか抜きで見たら。めちゃめちゃ興味を惹(ひ)かれるラインナップやね。

リリー:本当に、レベル高い。

盛山:有馬記念とかと同じで、10回やったら10回(結果は)変わると思います。

リリー:出順とかな。お客さんの感じとか。

盛山:それくらい拮抗(きっこう)している。超楽しみです。

――新人賞・奨励賞にノミネートされたみなさんへ激励のメッセージをお願いします!

盛山:新人賞候補のみなさん、奨励賞候補のみなさん。ぜひ頑張っていただきたいですね。

リリー:個人的になんですが、僕は去年、髪を染めてすぐ奨励賞に挑んだんですよ。それで奨励賞をもらえたんです。だから、アドバイスは「髪を染めろ」。

盛山:あほなんか、おまえ。

リリー:いける!染めたらいける、この賞レースは(笑)!

盛山:中学生やん(笑)。

リリー:たぶん…金髪好きの審査員がおるんかな?

盛山:おらんて(笑)。ステップアップするには必須の、新人賞と奨励賞だと思うので、ぜひチャレンジしていただきたいですね。

リリー:がんばれ!

盛山:“大阪を背負っている”という覚悟を持って、頑張りましょう!ともに!