第5話の試写室…なんも書けない!!

あらすじの“あ”の字でも書こうものなら、この第5話で視聴者が味わって欲しいであろう“驚き”の部分を削いでしまう!!…だし、絶対に制作チームがそれを狙ってる!!!

だって、前回見たはずの次回予告も、公式HPにある予告映像もあらすじも、“あのこと”、頑なに非公開にしてるんだもの!!!なんてレビュー泣かせな回!!

…なんだけど、当の本人は興奮しすぎて、最後の方、ちょっと笑っちゃったよね、いや…爆笑しちゃったよね!!…つまりは…最高!!!

毎回、このレビューを読むことによって、よりみなさんがこれから迎える放送を楽しめる、興奮できるようにを心掛け…とか言いながらいつも自分だけ、必要以上に楽しみ、興奮してる感は否めませんが…一応はそういう心づもりなわけですが、今回ばかりは、このレビュー、読まないでください!!何も知らない、何の先入観も持たないまま視聴する方が絶対に面白いです!!だから、以下に書いてあることは第5話の放送を経てから…その時、是非お会いしましょう!!

…っておい!!なに読み進めちゃってるんですか?『恐怖新聞』の第5話、楽しみたくないんですか?なんにも知らない方が面白いって言ったじゃん!!言うこと聞いて!!

…え?ちょっとは知りたいって!?もう、しょうがないなー!(自演)

っというわけで“あのこと”非公開に、僕も受けて立つ!!

今回の第5話をより楽しむための注意事項3つ、みなさんにお伝えしたいと思います。

以下、一切ネタバレしてない…はず!(心配な人は第5話放送後にお会いしましょう!!)

注意事項①…チャンネル間違ってませんよ?

「試写室」なんで、もちろん放送前に映像が届くんですが、第5話はあまりに異質なもんで、間違った素材送られてきたんじゃないか?って、序盤に一回巻き戻して、皆さんが目にすることのない、制作会社とか録画日とかが記載されたクレジット画面を確認…ホントに“『恐怖新聞』”で“第5話”なのか?確かめたよね。で、それでも冒頭からとてつもなく違和感がすごくて、馴染みのメンバーが出ているにも関わらず、やっぱりどうしても違和感が拭えなかったもんだから、一回映像閉じて、ファイル名まで確認しちゃったよね。そんぐらい、冒頭から意外過ぎるドラマが展開されるので乞うご期待!

特に「あ、もう『恐怖新聞』の時間だったわ!」なんつって、途中からチャンネル合わせがちな人は、「え?これ、『恐怖新聞』?」ってなること間違いなし!絶対!なので、今回ばかりは、最初から最後まで集中して視聴することをおすすめします。それによって驚きも倍増する仕掛けになってます。とか言いながら自分は邪念ばっかりだったじゃねーかって、話ですが、だからこそ!今から見る方にはそんな心構えでいて欲しいのです。

注意事項②…前回から“25秒”しか進まない!!

前回明らかとなった、“恐怖新聞”が詩弦(白石聖)の元に渡るまでの様々なドラマ。まさかここまでのキーパーソンだって誰が想像した?だった、“耳にアザ”がある引越し配達員(猪野学)は、突然登場した難病の妹(福地桃子)の、手術費用を捻出するため、“恐怖新聞”を悪用していた…“未来に起こる最悪を利用して”株で大儲けしていた…という企み。そして、それに気付き乗っかろうとする刑事(駿河太郎)の思惑…。本当の恐ろしさとは、人間の業なのか?という新たな問いかけフェーズ入る?と唸った次の瞬間…。

詩弦への恨みが一方的すぎる桃香(片山友希)、それに巻き込まれ、ついフラついたせいで地獄をみる勇介(佐藤大樹)という、大ラブバトル勃発!!!挙句の果て、桃香、詩弦の自転車のブレーキぶっ壊して危機一髪!!次週一体どうなる!?

っという、大興奮でしかなかった、あの前回のラストカットの、続きが、第5話では、まさか、25秒しか進まないという衝撃!!!もうあんまりにも衝撃だったから、前回のラストカットを再度確認し、その上で進んだ分の秒数、数えちゃったもんね。だから間違いなく25秒!!

あの大興奮のその後が25秒!?…つまり、あの後のドラマは一切描かれないわけなんですが、心配はご無用。その25秒に至るまでのお話がものすごく濃密なんです。さっきお伝えした“チャンネル間違ってないよ!”って念押しとかないと違和感が拭いきれない物語の中に、前回までで明らかとなった“恐怖新聞”の仕組みの理由や、キャラクターたちの謎がバチバチと符合していく展開がちゃんと用意されていて、最初は違和感満載なんだけど、最後は納得感と満足感でいっぱいになるのです…。だから普通なら、全然話進まねーじゃねーか!詐欺か!!って怒るはず。だって25秒しか進んでないからね。なんだけど、まったくそんなことない。物語的にも、画的にも驚きの描写連発で見応えたっぷりです。

注意事項③…明かされるのは「“恐怖新聞”の起源」だけではない!

公式で頑なにネタバレを避けようとしているので僕も従いますが、その中でもここはOKらしい部分…。

(公式HP、第5話のあらすじから抜粋)

始まりから終わりまで衝撃が続く第5話。恐怖新聞はなぜ生まれたのか?過去の因縁から現代へのつながりが見えたとき、物語は戦慄の最終章へと突入する!

今回、“恐怖新聞はなぜ生まれたのか?”という部分を、さまざまな仕掛けたっぷりに、存分に描かれるわけなんですが、特に注目なのは「“恐怖新聞”の起源」だけではない…ってことなんです。

そう!!もう気になって仕方がなかった黒木瞳ママ!!!第1話からプンプンと臭わせていた、あのヤバさの理由…その起源も、しっかりと明かされるのです。

そしてそこには、あの衝撃の突き刺さりパパ…元時代劇俳優という謎に詳細な設定付きのパパ(第1話参照)が再び…しかもかなり意外過ぎる姿で登場して、ついに、突き刺さった後に詩弦に放ったあの超衝撃の一言…「お前が生まれてこなければ良かったんだッ!!」の意味、理由まで繋げてくるんです!!!

…ああ、もう早く皆さんにこの衝撃回を堪能して欲しい!!

リアルタイム推奨!!

どうしても録画視聴の方はSNS等のネタバレ回避に最大限の注意を払いご視聴下さい!

text by 大石 庸平 (テレビ視聴しつ 室長)