10月9日(土)よりスタートする、神尾楓珠主演、土ドラ(「オトナの土ドラ」から「土ドラ」へと枠名称を変更)『顔だけ先生』に、八嶋智人、三浦涼介、櫻井海音、綱啓永、笠原秀幸、和田聰宏、宮本龍之介の出演が決定。

『顔だけ先生』の記事はこちら!

左から)遠藤一誠(神尾楓珠)、川相公二郎(八嶋智人)

問題が山積みの私立菊玲学園高等学校に非常勤教師として現れた、遠藤一誠(神尾)は、ルックスは抜群だが、教師らしいことは一切しない、“顔だけ”なポンコツ先生。『顔だけ先生』は、そんな超自分至上主義者の遠藤が、次々と起こる学園内の事件に対峙し、生徒の人生観を変える!?非常勤教師ならぬ“非常識教師”が巻き起こす、オキテ破りの学園コメディ。

八嶋が演じるのは、学年主任の亀高千里(貫地谷しほり)に面倒な仕事を全て押しつける教頭の川相公二郎(かわい・こうじろう)。愛すべき憎まれ役を、 時にコミカルに時に厳しく演じ分ける。

『仮面ライダーオーズ/OOO』(テレビ朝日)のアンク役で人気を博し、近年は舞台や映画、ミュージカルなど、活躍の幅を広げる三浦涼介は、亀高の親友で恋愛対象が男性の音楽教師早坂優一(はやさか・ゆういち)を演じる。

ミュージシャン、モデルだけでなく、月9『ナイト・ドクター』(フジテレビ)にも出演し注目を浴びている櫻井海音は、父親の借金・母親の病気で大人にならざるを得なかった苦学生・市川大輔(いちかわ・だいすけ)を演じる。

「第30回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でグランプリを受賞し、ドラマや舞台で活躍する綱啓永が、金髪の明るいムードメーカー・坂本佑太(さかもと・ゆうた)を演じる。

ほかにも、笠原秀幸、和田聰宏など、実力派俳優陣が登場。「ニコラ」のメンズモデルとしても活躍中の宮本龍之介も参戦し、ぶっ飛び学園コメディを盛り上げる。

左から)川相公二郎(八嶋智人)、中村淳(和田聰宏)、早坂優一(三浦涼介)、亀高千里(貫地谷しほり)、小畑友理佳(阿部華也子)、藤嶋啓介(笠原秀幸)

<役どころ紹介>

川相公二郎(48/かわい・こうじろう)…八嶋智人

川相公二郎(八嶋智人)

教頭。亀高が生徒ファーストなのに対し、“保護者ファースト”。理事長から、自分が減点の評価を受けないよう、面倒事はすべて亀高に押しつける。

徹底的に自分の考えを主張せず、問題が起きたときも決断をしないことで、今の地位を築き上げた。部下や生徒のためと言いつつ、その実は自分を守るための発言、通称“防言”のスペシャリスト。

八嶋智人 コメント

役柄が教頭先生だと聞いたとき、「えっ、もうそういう感じなの、俺?」みたいなある種のショックがありましたね。自分も何か若いつもりでいるんですけど、やっぱりいつの間にかすっかりおじさんなんだなという…。

このドラマは『顔だけ先生』というタイトルですが、顔は関係ない人間性がすごく魅力的に見えてくる物語です。教育現場に遠藤先生という、顔がいいことは当たり前で気ままに生きてきた人が入ってきて、ほかの人間からすると気づかされることがたくさんある…。

むしろ言いたいことは“顔だけじゃない”ということで、面白く作られているなと思います。

神尾さんは、目の奥が綺麗で吸い込まれそうな瞳をしていて、超越した妖精のような雰囲気が役柄にマッチしていると思います。

貫地谷さんは、以前ドラマで共演してからそのメンバー全員で仲が良いんです。お芝居では、こっちが何か仕掛けてもちゃんと乗っかってくれて、さらに向こうから仕掛けてくるので楽しいです。

大事なものは何か、壁やボーダーをなくして、いろんなものを見る。自分の日常にも、よりよく生きるヒントが隠されているのではないかなと思います。ぜひオンエアをご覧ください。

早坂優一(33/はやさか・ゆういち)…三浦涼介

早坂優一(三浦涼介)

音楽教師。亀高と同い年で、ゲイであることをカミングアウトするきっかけを亀高が作ってくれたこともあり、2人は親友。亀高にとっても、学校内で唯一心を許せる相手なので、日々、川相教頭や遠藤の愚痴を言っている。

学年主任になってより一層頑張り過ぎている亀高を心から心配している。シャツを第1ボタンまで止めるのは、ポリシー。

三浦涼介 コメント

ここ最近、僕は、連続ドラマにあまり参加する機会がなく舞台中心に活動していたので、オファーをいただいたときはうれしかったです。

神尾さん、八嶋さんは過去に共演させていただいたこともあって、久しぶりに会えてすごくうれしいです。実は、貫地谷さんのお芝居が大好きで。親友という役どころなので、今後一緒にお芝居をするのがとても楽しみです。

教師としての生徒との関係や、貫地谷しほりさん演じる亀高との友情など、ドラマ内の信頼関係も見ごたえのあるものになるといいなと思っています。

僕が演じる早坂という人間も、実は心にいろいろ抱えていて、それを周りにはカミングアウトをしている設定があります。

すごく繊細な描写もありつつ、コメディタッチで楽しいドラマです。キャストのみなさん、スタッフのみなさんと共に力になれるよう、精一杯頑張りたいと思いますので、ぜひご期待いただければと思っています。

市川大輔(いちかわ・だいすけ)…櫻井海音

市川大輔(櫻井海音)

2年B組の生徒。父親ゆずりで手先が器用。その父親が借金を残して失踪し、母親が病気を患っているため、登校前も下校後もアルバイトに勤しんでいる。

自分から率先して話題を提供するタイプではないが、同じ中学からの仲良し5人組で過ごしている時間が好きで、大切にしている。そんな“ズッ友”の関係性にヒビが入る出来事があり…。

櫻井海音 コメント

同世代の役者さんとの共演や学園モノは初めてだったので、出演が決まったときは、まずとてもうれしかったです。台本を読んでから、世界観や少し不思議な話の中にいろんな希望やドラマがあって、それを引き出す芝居をすることがとても楽しみで、クランクインまで高揚感でずっとフワフワしていました。

僕が演じる市川大輔は、大人の階段を自分の意志とは無関係に登っていってしまい、どれだけ仲がいい友達にも悩みや弱音を吐かないとても強い人間です。大人にならざるを得ない状況は僕自身も多々ありますが、大輔のそれを吐き出さない強さ、男としてのカッコよさは自分には持ち合わせていない部分だと思います。

撮影では、学生時代一度も制服を着たことがないので、制服がすごく新鮮でしたし、同じ教室に同世代の人がたくさんいると学生に戻れた気分で
幸せでした。

人間ってこんなにみんなバラバラで、いろんな価値観を持っているということが見えてくると、より楽しむことができると思います。精一杯、大輔の役とぶつかっているので、ぜひ注目していただけるとうれしいです。

坂本佑太(さかもと・ゆうた)…綱啓永

坂本佑太(綱啓永)

2年B組の生徒。クラスの中心人物で金髪がトレードマークのワイルド系かまってちゃん。大輔とは中学から一緒で、“ズッ友”5人組の中に彼女もいる。部活には入っていないが、放課後にはフットサルなど趣味を楽しんでいる、いまどきの高校生。

綱啓永 コメント

オファーをいただいたとき、ガッツリメインで学園モノに出演したことがなく、若いうちに出演したいと思っていたので、「ついに来た!」と
すごくうれしかったです。

演じる佑太は、明るくてやんちゃで典型的な”陽キャ”です。彼女の前ではかまってちゃんなところもあって、佑太は演じていて可愛いなあと思うシーンが多いです。僕自身と結構似ている部分が多いと思っています。

現場では久々に学生に戻った感覚で、青春を味わいながら撮影しています。生徒役の中では年上の方で、中には現役の高校生もいるので、「自分も大人になったなあ」と思うこともあります。

また、もう慣れましたが、先生役が友達の神尾楓珠なのが最初は慣れなくて、不思議な感覚でした(笑)。僕たち2Bのクラスの空気感を味わいながら、生徒や先生に共感できる部分も多々あるので、一人でも多くの方に見ていただきたいです。『顔だけ先生』よろしくお願いいたします!

<あらすじ>

「非常勤講師の遠藤一誠です。今日からお世話になります」。私立菊玲学園高等学校の2年の学年主任・亀高千里(貫地谷しほり)は、教師のワークライフバランスを保つため、非常勤講師を採用した。

「力になってくれるはず」との周囲の期待をよそに、現れたのは、赤いポロシャツに七分丈ズボン、足元はビーサンで、巨大なウォータープルーフバックを背負った男。なんと、授業前にリバーラフティングをして来たといい、髪の毛はまだ濡れている…。

遠藤一誠(神尾楓珠)は、SNS のアカウント名のみを黒板に書いて最初の自己紹介を終えたり、授業の進行状況は無視し、自分が話したい「関ヶ原合戦図屏風」の話を、武士の絵にアフレコしながら始めたりと、自由気ままな振る舞いを連発。

遠藤は、ルックスは抜群だが教師らしいことは一切しない、 “顔だけ”先生だったのだ。

亀高らが遠藤の巻き起こしたトラブル処理に追われていたある日のこと。2年 B組の女子生徒が突然丸坊主で登校してくる事件が発生。しかも、丸坊主にしてきたのは、近々留学制度について理事長面談を受ける優秀な生徒だった。

「理事長にどう説明したら…」と理由もわからず慌てふためく教師陣を尻目に、遠藤は「似合ってればいいと思うけどなあ」と、のんきな様子。

左から)遠藤一誠(神尾楓珠)、亀高千里(貫地谷しほり)

「……昨日、学んだんです。周囲の空気に流されると命を落とすって、関ヶ原の合戦の話から」。――彼女が丸坊主にしたきっかけは、遠藤による関ヶ原の合戦のエピソードだったのだ。そんな女子生徒を連れて遠藤が向かった先は、なぜか、マイタケ狩りだった…。

丸坊主の女子高生に始まり、教師全員にコスプレでの授業を要求する保護者や、赤ちゃんを連れてきた男子生徒――”顔だけ先生”と揶揄される遠藤は、次々と起こる突拍子もない学内の事件にどう対応していくのか?していかないのか?