10月1日(木)21時より、フジテレビでは秋の特別番組『3人のシングルマザー~すてきな人生逆転物語~』が放送される。
苦境に立たされた3人のシングルマザーが、あるきっかけで人生を好転させた奇跡のような実話をオムニバスドラマ形式で描く。長谷川京子、木村多江、貫地谷しほりが出演し、三者三様の母親役を演じる。
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今回、木村が主演を務める『東大とグリーンカレー』に片岡愛之助、前田旺志郎、醍醐虎汰朗の出演が決定した。
本作は、さまざまな事情から女手ひとつで子どもを育てることになり、時に孤独を感じたり時に葛藤したりしながらも、子どもへの深い愛情を力強い原動力にして、人生を好転させたシングルマザーの人生を描いていく。
『東大とグリーンカレー』あらすじ
水川早苗(木村)は、最愛の夫・幸太(片岡)を病気で亡くした後、女手ひとつで2人の息子を育てている。最期まで家族に尽くしてくれた幸太を思い、「子供がやりたいことは全部かなえたい」とコンビニエンスストアでパート勤務をしながら多忙な毎日を過ごす。
そんなある日、高校一年生の長男・亮太(前田)の三者面談で「欠席が多く、志望する大学合格は厳しい」と担任から告げられてしまう。早朝から夜まで働きづめの早苗は知らなかったのだ。落ち込む早苗を気遣う次男・翔太(醍醐)。
一方で、母を失望させた自分自身にいら立ちを募らせた亮太は家の壁を殴り、穴を開けてしまう。夫を亡くした時に、自分が息子たちを守ると誓ったのに…と打ちのめされる早苗。険悪な水川家だが、亮太が母・早苗に宛てた一通の手紙によって大きく変わろうとしていた―。
<片岡愛之助 コメント>
――台本を読んだ感想は?
先に逝ってしまうお父さんと、残された家族。それぞれの思いに胸を打たれながら台本を読みました。それと同時に“家族はやっぱりいいものだな”と温かい気持ちにしてもらえる作品だと感じました。
――自身が演じる役の印象は?
妻と、これからの成長が楽しみな2人の息子たちを置いて逝ってしまう父親というのはどんな心境だったろうと、考えても想像つかない境地でした。きっと悔しいだろうし、とても悲しいだろうと。それでも幸太は家族の未来を考えて最期まで生きたと思いますし、それを意識して演じました。
――今回、初となる木村多江さんとの共演はいかがでしたか?
リビングでグリーンカレーを食べながら一家団欒(だんらん)というシーンが最初の撮影でしたが、初共演とは思えないくらい打ち解けてすぐに夫婦になることができたと思います。僕のアドリブにもお付き合いいただいたり、多江さんは現場を明るくしてくれるすてきな早苗でした。
――視聴者の方へメッセージをお願いします。
どんな状況でも前を向いて、力強く生きる家族のドラマです。悲しみのなかでも希望を見出して笑顔を忘れずに、息子たちを立派に育て上げたすてきなお母さんとその息子たちの物語をお楽しみください。