9月30日(水)の『TOKIOカケル』は、嵐の二宮和也が出演。共演も多く、プライベートで国分太一や松岡昌宏と親交も深いだけに、番組初登場を告げられたTOKIOは驚きの表情を浮かべた。
国分から番組を見たことがあるかと聞かれ、二宮は「もちろん!年表をやってたじゃないですか。『あ、(この人は)後輩なんだ』とか(初めて知ることがあって)ドキドキしましたよ」と、ジャニーズ事務所所属のタレントが出演する回の恒例企画「ジャニーズ年表徹底整理」に言及。
そこでこの日は、以前松本潤が番組に出演した回の発言とともに、VTRを見ながら嵐の歴史を振り返ることになった。
オーディションからわずか5日後にテレビ出演。しかし、TOKIOのバックだけは務めたことがなかった
1996年、いとこがジャニーズ事務所へ履歴書を送ったことから、一次審査の合格通知が二宮のもとへ到着。しかし、当時やっていた野球の試合と二次審査がかぶってしまう。
野球へ行くつもりでいた二宮だが、「おふくろが『5000円あげるから、このオーディションを受けなさい』って。後々聞いたら、おふくろは錦織(一清)さんのファンだった」と、5000円につられてオーディションを選択したことを回顧。
“オーディションに行った”ことで満足し、オーディションに受かりたくなかった二宮は、踊ることすらせず、会場の後ろで座っていたところ、ジャニー喜多川氏らしき人物から「なんで踊らないの?」と声をかけられたという。
その5日後、『MUSIC STATION』(テレビ朝日系)に出演するKinKi Kidsのバックダンサーとして呼び出され、与えられたのはKinKi Kidsの足元に座り、曲を聴いているだけの仕事。オーディションからわずか5日後のテレビ出演に、「親が喜びましたね」と懐かしそうに振り返った。
ジャニーズJr.の一員となり、V6やKinKi Kidsなどのバックを務めた二宮だったが、TOKIOのバックだけは経験したことがないと告白。
「TOKIOさんのコンサートは毎回、Jr.の中でオーディションがあるんです。知ってました?」と、精鋭のみが立てるステージだったことを明かし、初めて聞いたというTOKIOは「何それ!」と驚いていた。
事務所を辞めるつもりの二宮をジャニー社長がハワイ旅行へ。そこで待ち受けていたのは…
Jr.として活動しながら、演出など裏方に興味をもった二宮は1999年の正月、ジャニー氏へ「(今年いっぱいで事務所を)辞めます」と宣言したそう。
同年9月、「最後にハワイへ行こう」というジャニー氏の誘いでハワイへ行ったところ、そこで待ち受けていたのは嵐のデビュー記者会見。長瀬智也は「詐欺じゃん!」と驚き、「気が付いたら21年経ってた」という二宮に、城島茂は「ずっとだまされっぱなしやな」と苦笑した。
「結果、だまされて良かった」という二宮は、デビュー会見前夜のジャニー氏との爆笑記者会見シミュレーションや、不遇の時期を乗り越え、ハリウッド映画「硫黄島からの手紙」への出演を勝ち取った経緯なども明かした。
意気揚々とマジックを披露した二宮へ、長瀬が「うんちくばかりでウザってぇ」とぶっちゃけ発言
嵐は今年12月31日をもって活動を休止。松岡が「残り3ヵ月だけど、その後のことはみんなで話し合ってるの?」と聞くと、二宮は「全然してない」「(みんながどんながどうするかも)知らない」とあっけらかんとした態度を見せる。
二宮個人としても「全然考えていない。考えてたことが(コロナの影響で)1個もできなくなっちゃったじゃないですか。でも、どんな形であれ、ライブはやりたいよねって、その準備を今しているところ」と、配信での開催が決定したコンサート「アラフェス 2020 at 国立競技場」にふれた。
また、松岡が「(その後の)5人がどうなるか見てみたい」と嵐の未来にふれると、「もし、25周年や30周年の時に戻ったとしても、“22年目”としてやりたい。節目なんていうのは、あってないようなもの。もしかしたら、やりたくない人が出てくるかもしれないし、そこはフラットに。ただ、お休みするまでは(ファンから)求められていたものをやりたい」と、自身の考えを打ち明けた。
嵐の過去と未来について真摯に話した二宮だったが、長瀬恒例の質問「これだったら日本100位内。ナニ選手権?」では、得意のマジックを披露しようとやる気満々。
すでに見飽きている国分は「やめろ!」と呼びかけ、松岡にいたっては「次の収録に備えるわ」と、スタジオを出ていこうとする素振りを。
城島もマジックを見たことがあるそうで、唯一、興味をしめす長瀬へ向け、渾身のトランプマジックを意気揚々と披露。長瀬も「おお…なるほど!」と驚きつつも、マジック中に二宮が語った長めの説明に長瀬は「うんちくばっかりでウザってぇなって思った」とぶっちゃけ発言をし、スタジオは大爆笑となった。
次週10月7日(水)の『TOKIOカケル』は松本穂香と中村獅童が出演。今まで聞かれたことがないであろう質問をTOKIOがぶつける「生まれてはじめて聞かれました」と、女子が男子にする行動で、どこからが“好きアピール”なのかを答えてもらう「完全に好きアピ警察24時」の2コーナーでゲストの素顔を引き出す。