9月6日(月)、映画「スイング・ステート」の公開記念イベントが行われ、ゲストに美川憲一、MCとして、くりぃむしちゅー・上田晋也のモノマネで知られるガリベンズ矢野が登壇した。

この作品は、アメリカ大統領選でトランプに大敗した民主党選挙参謀が、起死回生を狙って田舎の町長選挙で大波乱を巻き起こす、スティーヴ・カレル主演のドタバタコメディ。美川は、トランプ元アメリカ大統領と同い年ということで登場。

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ある議員から選挙出馬のオファーが…

くりぃむしちゅーの上田になり切った、ガリベンズ矢野の呼び込みで現れた美川。選挙を題材とした作品とあり、矢野が「まさか(秋の衆院選に)出馬される予定が?」と向けると、美川は「あるわけないでしょ」と笑ってみせる。

しかし、「ブレイクした後、落ちついたときに自民党から『どうですか』と打診があったの。仲が良かったある議員さんから声がかかったんだけど、やはり芸能界、歌手が一番」と告白し、会場を驚かせた。

私は芸能界のさらしものでいい

また、作品にちなみ、長年にわたって芸能生活を生き抜いてきた美川に、その秘訣を尋ねると「外に出ると『いつも見ています』と声をかけてもらうので、いつもきれいに見せないといけない。しんどい時もあるけど、外に出たら美川憲一でいないと。私は芸能界のさらしものでいいのよ」と力説した。

しかし、芸能界の変化も感じているようで「大物が少なくなったわね。これも時代の流れかな。お笑いも可哀想よね。番組的に予算もないから」とコメント。

さらに、かつて毎年恒例になっていた『紅白歌合戦』での小林幸子との“衣装対決”にも話が及ぶ。「さっちゃん(小林)に対抗するのは私しかいないって思って。私がすり寄って、便乗したようなものよ」と回顧。加えて「当時の衣装は億を超えることもあったの。もちろん自腹よ」と、会場を驚愕させた。

最後に美川は、「日本も、菅さんが退陣なさることになって。これから政権がどう変わるかという世の中ですけど、ぜひこの映画をご覧ください。見なきゃ損かもね」とアピールした。

最新情報は、映画「スイング・ステート」公式サイトまで。