10月6日(火)、「渋谷の中心でとんかつ愛を叫ぶ presented by『とんかつDJアゲ太郎』」が開催され、映画「とんかつDJアゲ太郎」に出演する北村匠海、山本舞香、伊藤健太郎、加藤諒、浅香航大、栗原類、DJ KOO、ブラザートムが登壇し、司会は井上清華アナ(フジテレビアナウンサー)が担当した。同映画は、10月30日(金)より公開される。
ここでは、同イベントの模様を【ほぼ全文書き起こし】で紹介する。
――挨拶をお願いします。
北村:いまだかつて、こんなイベントがあったでしょうか。僕が一番困惑しております。久々に渋谷に来たんですけど、渋谷を一望できる場所で、今日を迎えられて良かったなというのと、たまたま今日は「からし色」の衣装ということで、なんかキャベツにもとんかつにも合う衣装でよかったなと思っております。今日は最後までアゲていきたいと思います!
山本:こんな時期にたくさんカメラがいるのは、ありがたいですよね。アゲていきたいと思います!
伊藤:匠海と久しぶりに共演できて、すごく自分にとって大切な作品にもなっているこの映画が、こうやって公開できる日が近づいてきてるっていうのがすごく嬉しいなーと思っております。今日はアゲていきたいと思います!
加藤:久しぶりに渋谷に来てみますと、渋谷の再開発が進んでいて、駅でもすごく迷いそうになっちゃって、渋谷は進化しているなと改めて思いました。そのような渋谷に密着している作品に携われてあらためてよかったって思います。今日も、アゲていくよう!(笑)
浅香:渋谷にこんな場所があったなんて知らなかったです。とても気分がいいです。今日はアゲていきます!
栗原:屋外での完成披露ということで、天気もよくて、僕らにとっても良い完成披露にしたいと思うので、最後までアゲていきたいと思います!
DJ KOO:僕、今回が映画のデビュー作となりましたので(笑)、プロフィールに「俳優」って書いてもいいかな?と思いつつ、今日を楽しみにしていました!
ブラザートム:こんにちは!えーと、口に出せることと出せないことがいっぱいあるなか、こうやって公開できること。これは本当にスタッフの方々にとってよかったことだと思います。今、とてもエンタメが落ち込んでいます。1本でも多くの映画を公開できることは、本当にいいことだと思っています。本当にスタッフの方ありがとうございます。
――「とんかつDJアゲ太郎」とは、どんな映画ですか?
北村:とんかつ屋の三代目「アゲ太郎」(=北村匠海)がですね、本当にまあどうしようもない男の子なんですけど、(旅館や書店の)三代目の仲間たちと遊びながら暮らして、キャベツの千切りだけをしている男の子が、「苑子」(=山本舞香)ちゃんに恋をして、そこから音楽と出会い、とんかつもフロアもアゲていきます。音楽映画でもあれば笑える映画でもあるし、1人の男の子とそれを取り巻くみんなのサクセスストーリー、みたいなところもすごく見どころなのかなと思っています。
DJ KOO:DJカルチャーから派生するいろんなドラマが詰め込まれている、最高の映画だと思いまーす!海外の映画ではあるんですよ、ヒップホップDJ(をモチーフにした作品)とかで。でも、日本でこういう感じでは初だと思います。
――山本さんは、北村さんが演じる“アゲアゲのコメディ”を見てみていかがでしたか?
山本:初めてでしょ?
北村:初コメディです。
山本:カメラが回る前に、変顔を(北村が)1人でしてるのを見ちゃって。いつも顔のマッサージをしてから現場に入る姿を見ているので、一生懸命だなって。完成版を見ても、可愛らしくて。あの時ちょっと“わがままボディ”だったもんね。ぽっちゃりだったもんね。
北村:ぽっちゃりどころかデブすぎるくらいデブでしたね。役作りということにしておきたいんですけど、その時は何も気にせず飲み食いしていたものですから、今より多分8キロ以上太ってまして。まあ、とんかつ屋の息子がぷよぷよでいいじゃないかと。アゲ太郎はだらしない体でいいじゃないかと捉えました。その時は確かにここら辺(顎・首回りを指しながら)の肉とかすごかった。
山本:体操服で走るシーンとか、可愛くてしょうがないですよ。太ももがくっつきそうな感じ。ムチムチで。
北村:その姿で渋谷を走り回ってますんで。しかも、ほぼ裸なんですよ。パンツも(太ももの上部を指しながら)こんな短さで。タンクトップもピチピチだし、太ってるし。最初は恥ずかしかったんですけど、変顔もそうですけど、もう、“一発気合いを入れないと”っていう思いがあったので、もう全てを捨てて走り回りました。
山本:本当に貴重な北村匠海さんを見させていただいたなって思います。ありがとうございます(笑)!
――ブラザートムさんは、北村さんとの共演はいかがでしたか?
トム:太ってて悪かったな?
北村:ごめんなさい、なんとも言えないです(笑)。現場でも、父さん(※ブラザートム)がずっととんかつを揚げていたのですが、めちゃくちゃ美味しかったんですよね。
トム:1日200枚揚げてるんですよ。みなさんが(劇中で)食べてるとんかつは、私がずっと揚げてるんですよ。
――伊藤さんと北村さんは、2016年のドラマ以降久しぶりの共演ということですが、普段から仲良しだと伺っています。
伊藤:プライベートで会う時間の方が長くなっていたので、現場で会えるのがなんというか不思議な感覚でした。2人でずっといろいろなことを話していた仲でもあったので、一緒に今横にいるのが、すごく感慨深いというか嬉しいというか。良い意味であんま変わってないですよ、お互いね。
北村:お互い変わってない気がします。
――映画の最後には、北村さんと伊藤さんが2人で演じるシーンがあるそうですが。
伊藤:あのシーンはやばかったね!(笑)
北村:2人でずっとニヤニヤしてましたね。10代の時に共演して以来だったので、熱すぎるね!と。本当に気持ちがアガってたね。
伊藤:あれはなかなか嬉しかった、2人で『(将来)売れような、売れような』って言いながらバス乗って帰ったりとかしてたので、今回のあのシーンを撮ってるときは、いろんな感情が(湧いてきました)。若干、そのシーンは俺ら2人ともちょっと素に戻りましたね。
北村:何度か素になった気がします。
イベントの後半は続編の記事にて紹介。映画の詳細は、公式サイトまで。