10月13日(火)、Santen「ヒアレイン®S」新CM発表会が行われ、ブランドアンバサダーであり同CMに出演する石原さとみが登壇した。
CMで着用の青い衣装で登場すると、MCから「この度は、ご婚約おめでとうございます!」と声がかかり、石原は「ありがとうございます、今後ともよろしくお願いします。今日はいつもより緊張しています」と、はにかんだ笑顔を見せた。
CM撮影について問われると、「(セットの)オアシスや岩がすごく丁寧に作られていて、(スタジオでも)自然を体感することができました。のびのびと気持ちよく撮影ができました」と順調に進んだ撮影を振り返った。
続いて、MCから「10秒間1度もまばたきをせずに保てていたら、涙の潤いを保てている」という説明があり、石原が「まばたきチャレンジ」に挑戦。石原は瞳をうるませながらも成功し「泣きそうです、ギリギリでした!でも良かったです、成功して」と女優魂を見せた。
【動画:まばたきチャレンジの様子】
また、「過去に悔し泣きしたエピソード」を聞かれると、「悔しかったら本当は泣きたくないって思うんですけど…。以前アフリカに行ったことがあって、現地で人とのコミュニケーションがうまく取れず、自分の何も出来ない無力感や情けなさを感じて、帰りの飛行機の中でずっと涙が出ていた」と告白。
続けて「でもあの経験があったから、勉強しようとか知識をつけようとか、無知な自分に気付くきっかけになり、そこからの生き方が変わっていった気がします」と、そこがターニングポイントになったことも明かした。
さらに、涙について「ネガティブなストレスの涙は、流すことが大事だったりもします。うれしいときや感動したときの涙は、流れなくても、グッときたり胸が熱くなる経験があればあるほど、人生が豊かになる感じがします」と話した。
そんな石原は、涙を流すことについて「15歳からこのお仕事をしていて、10代の頃は泣いている自分を客観視していたんですね。『私、こういう感情のときに泣けるんだ』という感じだったのが、アフリカに行ったのがきっかけで、主観的に泣けるようになって。流そうと思って流す涙よりも、流れていっている涙が多くなっているので、自分の内の素直さを、年齢を重ねる度に出せるようになっていて、涙を流している自分は嫌いじゃないなと思います」と自身の中での変化についても言及した。