10月9日(土)よりスタートする、土ドラ(「オトナの土ドラ」から「土ドラ」へと枠名称を変更)は、神尾楓珠主演『顔だけ先生』に決定。共演は、貫地谷しほり。
「オトナの土ドラ」から「土ドラ」へ!枠名称が変更の記事はこちら!
「えっ、そうなります!?」こじらせたまま大人になったすべての人へ捧げる予測不可能な学園ドラマ
「過労死ラインを超える働き方がデフォ(いつも通り)」「意見を言わないと同意とみなされる」「やることが多すぎて”去年と同じでいいや”と考える方が楽」…まるで社会の縮図のような、閉塞感が漂う教育現場。
物語の舞台となる、私立菊玲学園高等学校も例外ではなかった。そんな問題が山積みの教育現場に現れたのは、遠藤一誠(24)。
彼は、教師たちの負担を減らすために雇われた非常勤講師…のはずだったが、
・出勤前にリバーラフティングをして、ビショビショで登校する
・授業は自分が好きな関ヶ原の合戦図屏風について嬉々として語るだけ
・他の授業を受けている生徒を連れだし、マイタケ狩りに行く
・理科室の人体模型を改造してボクシングの練習用具にする
・空気読めない。が、顔だけはいい
…という、教師らしいことは一切しない、”顔だけ先生”だったのだ!
“好きなことに全集中”という自分の生き方を貫く遠藤は、ほかの教師から見て役立たずなだけでなく、TPO をわきまえない発言や行動によって様々な問題の種をまき散らしていくことに―――。
学年主任の亀高千里(貫地谷しほり)は、ただただトラブル処理に追われて…。そうして同僚だけでなく、生徒や保護者からも「顔だけ先生」と揶揄されるようになる遠藤だったが、まったく気にすることなく「学校はワンダーランドだ」と、寸暇を惜しんで自分の趣味の時間を満喫する。
教師らしい事を一切しない超自分至上主義者が生徒を救う!?
いきなり丸坊主にしてきた女子生徒、教師全員にコスプレでの授業を要求する保護者、赤ちゃんを連れてきた男子生徒…そんな”個性的にこじらせた”悩める子羊たちを、遠藤は「なぜ、今そこに?」という場所に誘う。
悩みをこじらせた人々に、ある意味、こじらせた遠藤がどういう化学反応を起こすのか?起こさないのか??
生きることは難しい。人生に教科書はないから。でも、だからこそ、楽しい。そう教えてくれたのは、教科書も持たずに授業にやってくる先生だった――。
<登場人物紹介>
遠藤一誠(24/えんどう・いっせい)…神尾楓珠
非常勤講師。2年B組の副担任。日本史教師。何より心がワクワクすることに全集中な自分ファーストの男。
自分の時間を守るため、お金をたくさん稼ぐことや、うわべだけの付き合いで無駄な時間を過ごすことは選ばない。自分でも数えきれないほどの趣味を持っていて、その多くは自然を楽しむことに通じ、廃材や身近なもので手作り感あふれる工夫を得意としている。
愛用の自転車はたいそう古めかしく、謎に大きなバックを携えている。自分に正直で嘘がないので、TPO問わず思ったことをすぐ口に出す。
時に周囲の混乱を招くその発言は、一見、屁理屈なようで、的を射ていることもしばしばだが、問題をさらに大きくすることがほとんどで――。
生徒の人生観を変える一言を放つのは、計算なのか、それとも…。
神尾楓珠 コメント
初めての先生役で、オフォーをいただいたときは「早いな」と(笑)。僕はまだ22歳で不思議な感覚でしたが、先生らしくとか、気負わないでやろうと思いました。
僕が演じる遠藤一誠は、趣味がたくさんあり、すごく活力のある人物です。個性的でセリフもとても楽しいので、それを僕の力、神尾楓珠という人間の力で、台本以上に面白くできたらいいなと思っています。
貫地谷さんとは初共演ですが、思っていた通りの明るくてやさしい方でした。僕の突発的なお芝居にもちゃんと応えてくださるので、すごくやりやすかったです。
何が起こるかわからない、痛快な学園ドラマになると思います。教師らしいことをしない型破りな先生が、悩める生徒たちの問題をどう解決していくのか、ぜひ注目して見ていただけたらうれしいなと思います。
亀高千里(33/かめたか・ちさと)…貫地谷しほり
生物教師。諸般の事情により、2年の学年主任を任されている。生徒ファーストで、真面目で責任感が強いが故に、他の先生と比べても明らかに抱え込みすぎている。
自分の優先順位は低く、家に仕事を持ち帰ることもしばしば。いくら時短生活を実践しても、潤いが足りない生活。遠藤が来たことで仕事量を改善できると期待したが、逆に問題が増えるばかりで…。
遠藤に触れることで、教師として、人として、少しずつ「自然体」を取り戻していく。
貫地谷しほり コメント
「おぉ、こう来たか」など毎回パンチのある問題や、いろんなことが出てくるので、これを演じられたら楽しいだろうなと思い、お引き受けしました。
亀高千里は、生徒ファーストで真面目で責任感が強い先生です。生徒たちの一挙手一投足を見逃さないように、常に見ているというのを大事にして、演じたいと思っています。
神尾さんと会ったときは、第一声で「綺麗だね」と。20 歳ぐらいの人たちを見ると「かわいい」と思うのですが、神尾さんは「綺麗だなー」と思って、そう言っちゃいました。
生徒もツッコミどころが満載ですが、先生はそれ以上にあって本当に面白いドラマになると思います。
エピソードも突拍子もないものがたくさんありますが、とても大切なことを描いています。
見た方に響くようなドラマになっていると思いますので、ぜひご覧ください。
<あらすじ>
「非常勤講師の遠藤一誠です。今日からお世話になります」。私立菊玲学園高等学校の2年の学年主任・亀高千里(貫地谷しほり)は、教師のワークライフバランスを保つため、非常勤講師を採用した。
「力になってくれるはず」との周囲の期待をよそに、現れたのは、赤いポロシャツに七分丈ズボン、足元はビーサンで、巨大なウォータープルーフバックを背負った男。なんと、授業前にリバーラフティングをして来たといい、髪の毛はまだ濡れている…。
遠藤一誠(神尾楓珠)は、SNS のアカウント名のみを黒板に書いて最初の自己紹介を終えたり、授業の進行状況は無視し、自分が話したい「関ヶ原合戦図屏風」の話を、武士の絵にアフレコしながら始めたりと、自由気ままな振る舞いを連発。
遠藤は、ルックスは抜群だが教師らしいことは一切しない、 “顔だけ”先生だったのだ。
亀高らが遠藤の巻き起こしたトラブル処理に追われていたある日のこと。2年 B組の女子生徒が突然丸坊主で登校してくる事件が発生。しかも、丸坊主にしてきたのは、近々留学制度について理事長面談を受ける優秀な生徒だった。
「理事長にどう説明したら…」と理由もわからず慌てふためく教師陣を尻目に、遠藤は「似合ってればいいと思うけどなあ」と、のんきな様子。
「……昨日、学んだんです。周囲の空気に流されると命を落とすって、関ヶ原の合戦の話から」。――彼女が丸坊主にしたきっかけは、遠藤による関ヶ原の合戦のエピソードだったのだ。そんな女子生徒を連れて遠藤が向かった先は、なぜか、マイタケ狩りだった…。
丸坊主の女子高生に始まり、教師全員にコスプレでの授業を要求する保護者や、赤ちゃんを連れてきた男子生徒――”顔だけ先生”と揶揄される遠藤は、次々と起こる突拍子もない学内の事件にどう対応していくのか?していかないのか??