2021年新春、フジテレビでは、木村拓哉主演のスペシャルドラマ『教場2』(仮)が、二夜連続で放送される。

このたび、木村演じる警察学校の“教官・風間”の生徒役に、Snow Manの目黒蓮が新たに出演することが決定した。

目黒がゴールデン帯ドラマに出演するのは自身初、そして、フジテレビ系ドラマへの出演、Snow Manとしてデビュー後のドラマ出演が初となる。さらに、事務所の大先輩である、主演の木村と共演するのも初。目黒にとって“初物づくし”の出演決定となった。

原作は、「週刊文春ミステリーベスト10」(2013年)第1位、「このミステリーがすごい!」(2014年)第2位を獲得し、2013年にミステリー界の話題を総ざらいした長岡弘樹の「教場」シリーズ。警察小説の新境地としてベストセラーとなりシリーズ化(紙+電子の累計80万部)され、多くのファンの間で映像化が待ち望まれてきた作品の第2弾となる。

目黒が演じるのは、 神奈川県警警察学校が誇る、冷徹で“最恐”の教官・風間公親(木村拓哉)の200期生徒で、冷静な観察眼を持ち、警察一家に生まれた杣利希斗(そま・りきと)。

先日、今作への出演が発表された、福原遥、矢本悠馬、杉野遥亮、眞栄田郷敦、岡崎紗絵、戸塚純貴、高月彩良に目黒が加わり、今旬な8人の豪華若手俳優陣が来年の新春を彩る。

<目黒蓮(Snow Man) コメント>

――『教場2』(仮)の出演が決まった時は、どんな思いでしたか?

一言で言うと、“震えました”。うれしいという気持ちと、プレッシャーが同時に来ました。自分がやってみたかったことをやらせてもらえることはすごくうれしいことなので、出演が決まった瞬間から自分には何ができるのか、どんな準備ができるのかを考えながらここまで過ごしてきました。

――Snow Manデビュー後、初ドラマ、ゴールデン帯ドラマ初出演、フジテレビ系ドラマにも初出演と、“初物づくし”になりますが、心境をお聞かせください。

とにかく僕は人生において、“どれだけ楽しいことを経験できるか”ということを考え方の土台にしていて、いろんなことに挑戦したいという思いで常にいます。今回初めてのことがたくさんあるということは、それだけいろんなことに挑戦できているということなので、“初物づくし”は非常にうれしいですね。

今までお芝居をすることについて興味は持っていましたが、その興味をいつかお仕事につなげたいと思っていたので、このお話をいただいたときは、“楽しみ”という感情が大きかったです。

――『教場2』(仮)の台本を読んだ印象は?

第1弾の『教場』を拝見したので、台本を読んでいて、“あー、この感じ!”とすぐに映像がイメージできました。緊張感のある、あの雰囲気というのをイメージしながら台本を読んでいるので、生徒のみんなが成長していく過程で、いろんなエピソードがあって、またその伏線が回収されていくという、この作品の僕が好きな要素を強く感じました。

――役に合わせて、3年半ほどしていたテクノカットをバッサリと切って、メガネ姿となりますね。

ここまでの短髪は人生初ですね。メガネも普段はしないので、ファンの方は、この姿をどう見られるんでしょうね。

この髪型って、もう“教場”じゃないですか(笑)。なんとか出演が発表されるまでにバレないように、撮影現場以外ではちょっとでも髪型を変えておきます(笑)。

――『教場2』(仮)への出演が決まって、メンバーの反応はいかがですか?

実はまだ、メンバーに言ってないんです(笑)。絶対に喜んでくれるというのは分かっているので、僕が言うよりも、世の中に“バン!”と、情報が出てから知ったほうが、メンバーのみんなは喜んでくれるだろうと思っています。

ただ、グループで共有しているカレンダーには、“目黒→所作訓練”、“目黒→ドラマ”のようなスケジュールが入っているので、メンバーは内心「何のドラマだろう?」と、気にはなっていると思います。実際に何のドラマか聞いてきたメンバーもいるんですが、絶対に教えないようにしています!

そして、この発表の時に、「『教場2』(仮)のことだったんだ!」と、ファンの皆さんと一緒に驚いてくれるのを楽しみにしています。

――初共演となる事務所の大先輩・木村拓哉さんの印象は?

僕がジャニーズに入って、もうすぐ10年になるんですが、入所してからしばらくはまったく自分の思うようにできなくて、デビューなんて絶対にできないであろう位置にずっといました。

中学・高校くらいのときは、“辞めたい”と思うことが何度もありました。それでも仕事やレッスンには行かないといけない、行きたくないな…という憂鬱(ゆううつ)な気持ちで電車に乗っているときに、SMAPさんの「この瞬間、きっと夢じゃない」だけを永遠にリピートして聴いて、自分を奮い立たせていたんです。

あの曲がなかったら心が折れていたと思います。あの時にすごいパワーをいただいた方が自分の目の前にいて、お仕事できているんだというのがすごく感慨深かったです。

今でもたまに聴きますが、聴くだけで当時のことを全部思い出して、涙が出ちゃうくらいです。当時は本当につらかったです。でも、そんなところにいた自分がこうやってご本人と一緒にお仕事できているというのは、人生本当に何があるか分からないなと思っています。

今回せっかくご一緒できるので、その時間、緊張感、すべてを味わえることは自分にとってものすごく勉強になるので、その空間を楽しみたいと思います。芸能界のトップを走られている方なので、お芝居についてどんなことを意識されているのかなどできる限り聞いて、勉強したいと思っています。

――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。

前回の『教場』を見ているファンの方たちに、今回も面白いと思ってもらえるような作品にしたいと思います。今のご時世にこの作品を見て、卒業していく生徒たちを見て、“頑張っていればいつか報われる!”と、思ってもらえるように一生懸命頑張ります!