フジテレビでは、8月1日(日)~29日(日)まで、5週に渡って『ちびまる子ちゃん』「~まるちゃん大好き!8月のゲスト声優まつり~」が放送される。

第1週はゆりやんレトリィバァが、2週目にはかまいたちが登場し、話題を呼んだ。そして3週目となる8月15日(日)の放送には、井上清華(フジテレビアナウンサー)が博多弁を話す小学校3年生の少女として登場する。

さらに、4週目となる8月22日(日)の放送には、ロバート(秋山竜次、馬場裕之、山本博)が旅好きの若者3人組として、5週目のトリとなる8月29日(日)には、上白石萌音が9歳の少女として登場する。

上白石萌音のアフレコを監督が絶賛!

声優として多数の作品に参加しており、柔らかく芯のある声で多くの人を魅了してきた上白石萌音が、今回演じるのは9歳の少女。少し風変わりな女の子で、最初は自分の自信のなさから、まる子たちに意地悪な態度をとってしまうが、次第にまる子のペースに引き込まれ、打ち解けていくという小学生らしいお話となっている。

アフレコは、予想を大きく上回るペースでスムースに進み、監督も冒頭のテストから「私から言うことは何もありません」と絶賛した。

「まる子とひまわり少女」(8月29日放送)

ある夏の日。まる子とたまちゃんが、公園でひまわりのスケッチをしていると、少女が絵をのぞき込んできた。「変なの」と言われ、あっけにとられる2人。そのまま、少女はスケッチブックを開き、ひまわりの絵を描き始めた。翌日も、少女に出会ったまる子とたまちゃんは、少女の絵を見せてほしいと頼む。

<上白石萌音 コメント>

――『ちびまる子ちゃん』に出演すると決まったときの気持ちは?

夢にも思っていなかったので、本当に飛び上がるほどうれしかったです。小さいときもずっと見ていたし、大人になってからもさくらももこさんのエッセイを読んで再びこの世界観が大好きになって、『ちびまる子ちゃん』は今でもよく見ているので、「こんなことってあるんだな。続けていたら、いいこといっぱいあるんだな」と思いました。

――上白石さんが演じたキャラクターについて教えてください。

自分がうまくいっていないことで、人が楽しそうにしていると、ちょっとやっかみたくなる気持ちはあると思うので、とっても共感しながら演じました。最初はちょっとひねくれていても、新しいステキな考えに触れる事で、コロっと自分の気持ちや考え方を変えられるのが子どものステキなところだなって。この子を見習いたいです。大人になるとそんなにコロっと考え方を変えることはできないので、さすが、まるちゃんの世界観だなと思って演じました。

――演じる上で気をつけた点、工夫した点はありますか?

ちょっとだけおませさんなところがある子だったので、大人になりすぎないように、あんまり子ども、子どもし過ぎないあんばいを攻めたいなと思ってきたんですけど、いざ始まってみると、まるちゃんとたまちゃんの声に引っ張ってもらって、自然とあの世界に入ることができました。やっぱりお二人の声はすごかったです。

――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。

すごくジーンとした、とってもいいお話で。台本を読んでいてもジーンとしたのに、それがまるちゃんの声で語られると、余計すっと胸に入ってきて、改めて『ちびまる子ちゃん』という作品の良さが凝縮されているお話だと思いました。

すごく夏らしさがありつつ、でもちょっとしっとりしていて、夏の終わりの放送にぴったりのお話。ぜひ、ご家族で楽しんでもらいたいです。