11月2日(月)から秋・冬2クール連続で放送されるフジテレビ月9ドラマ『監察医 朝顔』(第2シーズン)の制作発表会見が、10月24日に行われ、上野樹里、風間俊介、志田未来、中尾明慶、森本慎太郎(SixTONES)、戸次重幸、平岩紙、板尾創路、山口智子が登壇した。

『監察医 朝顔』は同名漫画作品を原作に、法医学者の娘と刑事の父という異色の父娘を描くヒューマンドラマ。主人公の万木朝顔(まき・あさがお)を上野樹里、その父の万木平(まき・たいら)を時任三郎が演じる。

会見前半では、今回が第2シーズンとなることや、“月9”史上初の2クール連続での放送になることへ印象や、現場でのエピソードなどが披露されたが、中盤では、質問に答えながら、2シーズン目ならではのチームワークの良さが見られた。

シーズン1から1年以上の月日が流れたということで、それぞれにこの期間にあった変化を報告。

上野は自粛期間中に絵を描くことや、ギターを弾くことを始めたと明かしつつ、中尾に「YouTube、最近始めたよね。拝見しています」とさりげなく宣伝。

続いて風間は「この期間に CD デビューをしました。 SixTONESというグループを組みまして…」と言い、森本に「僕です、それ(笑)」と、わざとツッコミを入れさせ、アピールするという気配りを見せる。

「僕じゃなかったけ?勝手に自分の話だと思っちゃってた、ごめんごめん」とボケ続ける風間に、森本は「私の話でございます」と笑顔をみせると、「シーズン1ではSixTONESの後ろに(ジャニーズJr.)という文字がついてましたけど、そこから時を経て CD を出しまして、今回、SixTONESという表記だけになりました。私が一番変化したところはそこでございます。ちなみに11月11日に3rd シングル『NEW ERA』が発売されますよろしくお願いします」と、先輩のアシストをしっかりとものにしていた。

そんな中、次々と出演者たちのエピソード明かしていく。

戸次には「お子さんが生まれましたよ。おめでとうございます」と声をかけ、戸次に第二子誕生という“変化”を知らせた。

戸次はそんな上野から出産祝いによだれかけを10個もらったと報告。「一番実用性のあるものをいただきました」とお礼を伝えた。

続いて、上野は志田の父親が現場見学に来たことを明かす。志田は「実家の近くでロケがあって。撮影を(親に)見てもらう機会はそんなにないので、ぜひと思って呼びました」と話した。

平岩には「結婚されたんですよね。おめでとうございます」とお祝いの言葉を送りつつ、“変化”も指摘。ただ平岩は、結婚をしたが大きな変化はなく、それ以外で自粛中に上野と同じく絵を描くことにハマったと明かし、自分で描いた絵を額に入れて飾っていると近況を伝えた。

さらに上野は朝顔と同じ研究室で働く法医学者・藤堂雅史役の板尾が、禁煙を始めたことも明かし、そのせいか「顔色がすごくいいんですよ」と褒める。板尾は「特にきっかけはないんですけど、一回止めてみたらどうかな、と思って」と5月から禁煙していると告白した。

また中尾はYouTube以外で、息子が小学一年生になったという“変化”を報告。学校の先生から電話をもらったり、面談をしたりする際に「受け答えの仕方とかも全く学んでこなかったから、ちゃんとしなきゃいけないかなって思わされる」を反省も。

ただそんな息子が『監察医 朝顔』をシーズン1から見ていて、シーズン2を楽しみにしていることを明かし、父親として息子に楽しみを届けられる喜びも語った。

旅行好きの山口は、コロナ禍で旅行ができなくなったものの、そのおかげでオンラインの良さに気づいたと話す。以前はフラメンコの修行のために実際にスペインを訪れていたが、今はオンラインでスペインとつながり、逆に「毎日プチ留学をしているような感じ」だという。

「所詮こんな画面を通したもので感動なんて、ってちょっとナメていた部分があったんですけど全然そんなことがなくて。(画面の向こうから)パッションや熱い思いや愛がガンガン伝わってきて。世界が意外に近くになった感動があります」と新たな発見を楽しそうに明かした。