8月15日(日)より、FODにて、韓流ドラマ『あなたの運命を書いています』がTVOD(都度課金型配信)にて独占配信されている。

本作は、韓国ドラマ史上に空前の大ブームを巻き起こした『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』(2017年)の脚本家、キム・ウンスクが総括クリエイターとして手掛ける話題作。人間の運命を決める神シン・ホユン(キ・ドフン)と、その人生を生きていく人間の物語を描いたファンタジー・ラブロマンス。華やかなCGも物語に彩りを添えている。

君のハートを捕まえろ!~Catch the Ghost~』にも出演した、9頭身超えと言われる抜群のスタイルで話題のキ・ドフンが初主演を務め、パク・サンナム、キム・ウソクといった注目のイケメン俳優たちとともに、トキメキシーンを盛り上げていく。

今回、キ・ドフンのスペシャルインタビューが到着。ドラマの見どころから日本のファンに向けてのメッセージまで語り尽くしてもらった。

<試写室>『あなたの運命を書いています』見どころ解説はこちら

<キ・ドフン インタビュー>

――今回演じた“運命の神”ホユンはどんなキャラクターですか?

ホユンは完璧主義者でありながらも失敗ばかり。そんなホユンが恋心を感じて、それに反応する姿が描かています。僕と重なる部分が多いので、最初に台本を読んだときから共感できる部分は多かったです。ホユンのさまざまな行動、完璧を目指す姿や、完璧を目指しつつも結局は失敗に終わってしまう姿を見て、とても共感を覚えました。

――本作が初の主演作品となりますが、この作品への出演を決めた理由は何ですか?

初めて主役を演じることを光栄に思っています。個人的に、FD(フロア・ディレクター)や小さな役を続けてきて、主役にのぼりつめました。“のぼりつめた”という表現は微妙ですが、とにかく今まで別の立場、別の視点にいたので、主役という立場、視点で撮影現場を経験できたということはとてもありがたいことでした。

監督台本も素晴らしく、そして共演した皆さんがとてもいい方ばかりで、プロフェッショナルで頼もしかったです。体力の配分や、キャラの感情をうまく表現するための事前準備など、多くのことを勉強しました。次の作品ではこの経験を生かしてさらに頑張りたいと思っています。僕にとっては俳優として自信がついたということが一番の収穫ですね。

――本作では華麗なCGも見どころです。撮影現場で印象的だったエピソードは?

僕が指をパチンと鳴らすと、CGで車が飛んでいくんです。それが、面白いかは分かりませんが、とてもダイナミックで、「神の力ってこういうものか」と思いました。実は上にクレーンがあるんですけれどね。そういうのが僕にとっては面白かったです。

僕の仕事場である七星堂(チルソンダン)ですが、撮影時は緑色の背景しかありませんでした。1.5階~2階くらいの高さで撮影を行ったのですが、実際の放送を見てみたら、ものすごい高さの書斎があったので「うわ~!豪華な仕事場だったんだな」と驚き、不思議な感じがしました。

1階部分だけあって、あとは緑色の背景を見ながら想像して演じなければならなかったので、最初は勘をつかむのが難しかったです。監督がうまくリードして下さって、「ここでこうなり、ここではこうなる。ここからは、いきなり果てしない天がひらける」と説明を受け、「オーケー、果てしない天か…」という感じでやっていましたね。CG処理された映像を見たら、かっこよかったですね。とてもすてきだなと思いました。

――運命の神を演じるにあたり、気をつけた点はありますか?

感情的にリアクションをするというよりは、気持ちの面で安定したトーンを保てるように努力しました。僕は普段の話し方もそれほど感情的ではないんです。感情的にならず、いつもより落ち着いた話し方を保てるように努め、神の声に聞こえるように発声の練習をしました(笑)。

ホユンとは、異なる部分よりも似ている部分が多い気がします。ホユンも感情や感じたことを正直に表現していましたし、それを避けようとはしませんでした。それに、どんな関係であっても、どんな状況に陥っても、一人ですべての責任を取ろうとするんです。そういう姿勢も似ていると思います。

ホユンは“神”なので、これで(=指を鳴らすことで)いろいろなことが始まったり、変わったりするんです。実際にそんな能力があったら僕は、「地球と人類がもう少し健康になりますように」と願いながら、指を鳴らすと思います。

ラーメンの麺が少しずつ…ドキドキさせるはずがこっちがドキドキ!?

――視聴者におすすめな“トキメキシーン”は?

(チョン・ソニ演じる)コ・チェギョンさんと一緒にラーメンを食べて、麺がつながっていて少しずつ…というシーンがあるんです。あのときはすごくドキドキしました。コ・チェギョンさんがドキドキすべきシーンなのに、僕の方がドキドキして(笑)。バックハグのシーンもうまくできたと思いますが、僕は個人的にあの(ラーメンの)シーンが最も緊張しました。

――個人的に印象に残っているシーンは?

撮影当時は、とにかく寒かったんです。寒さのせいで、満足いくように演じられなかったシーンはあります。もっとよいセリフ回し、もっとよいコンディションで演じられるはずが、大自然には勝てず…。寒かったこと以外、何も思い出せないくらい本当に寒かったです。

個人的には、僕は自分の姿をまともに見られないので何とも申し上げられません。昔からそうなんですが、ほかの俳優さんたちのように自分の演技をモニタリングするなんてことはできません。恥ずかしすぎて、もう大変です。

――これまでの人生で「運命の神がいるかも」と思ったことはありますか?

それぞれの人に、運命の神はいると思います。子どもの頃から、自分も知らないうちに何らかの気配を感じていたと思いますが、どんな姿をしているのかは分かりません。ただ、自分の望みどおりに生きてこられたので、運命の神がいるとしたら、「僕の望みどおりに人生を楽しめている」と感謝の気持ちを伝えたいです。

――最後に、作品を楽しみにしている日本の視聴者にメッセージをお願いします。

まずはCGが見どころです。そして、青春を謳歌している若い俳優が集まって作ったエネルギーが感じられると思うので、そういう部分をほほえましくご覧いただけたらうれしいです。

僕の今後の活動については、今のところ確定している予定はありません。僕も運命を待っているところです。今後はもっと影響力のある演技ができたらいいなと思っています。

『あなたの運命を書いています』はFODにてTVOD独占配信!
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