11月14日(土)21時より、フジテレビでは『世にも奇妙な物語’20秋の特別編』が放送される。
今年は30周年という大きな節目を迎え、おなじみのストーリーテラー・タモリと豪華キャストが、視聴者を“奇妙な世界”へといざなう人気シリーズの最新版として、広瀬すず、濱田岳、高橋克実、大竹しのぶの4人が主演することが発表されている。
大竹しのぶ主演「タテモトマサコ」のキャスト、ストーリーが明らかに
大竹しのぶが主演を務めるのは、「タテモトマサコ」。
大竹演じる主人公の館本雅子(たてもと・まさこ)は、シンワ文具の総務部で働く、一見ごく普通の事務員だが、“言葉の力”を使って人を操ることができる不思議な能力を持っている。しかし、その力を私利私欲を満たすために使ってしまうという、さながら現代版の魔女のような、怖くて少し悲しい女性だ。
館本の同僚部員・志倉楓(しくら・かえで)役を演じるのは『世にも奇妙な物語』初出演となる成海璃子。
総務部の部長・飯田(いいだ)役を小松和重、志倉の恋人役で同じ会社の営業部につとめる近藤雅也(こんどう・まさや)役を佐伯大地、そして近藤の後輩、笠原紗英(かさはら・さえ)を森高愛が演じる。
志倉楓は、お付き合いをしている近藤雅也からプロポーズされるが、その翌日、近藤がビルから飛び降りてしまう。そんな驚きの展開で物語はスタート。自殺だとうわさされるが、前日にプロポーズされたばかりの楓は、到底信じることができない。
一人涙にあけくれていると、そこに近藤の後輩の笠原紗英がやってくる。笠原も「近藤は自殺だと思わない」と言い、近藤が飛び降りた日の夕方、総務部員の館本雅子ともめているのを見たという。
その夜、仕事終わりの雅子を待ち伏せした楓は、近藤と何があったのか詰め寄るが、雅子は一言も話さず無言で立ち去ろうとする…。
「人の欲」がテーマとなっている本作。その欲が奇妙な出来事と掛け合わされた時、予想を越えた恐怖の終末を迎えることとなる。
<大竹しのぶ コメント>
――今回『世にも奇妙な物語』への出演が決まったときの気持ちは?
前回出演してから11年経っていたことに、まずは驚きました。独特の世界観のあるドラマに出演できてうれしいです。
――脚本を読んだ時の印象は?
まず、この奇妙な力を持つ雅子に心ひかれ、演じたいと思いました。
――タテモトマサコのような女性をどう思いますか?
人に理解出来ない「力」を持つということは、とても孤独でかわいそうだなと思いました。
――現代の科学では説明できない現象などは信じますか?
はい、信じます。でも、もしかしたらすべてのことが、科学的に実証されるのではないかなとも思います。
――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。
この不思議で少々恐いストーリーですが、ドキドキしながら見てもらえたらうれしいです。