女性が気になる話題について、スタジオで生討論を繰り広げるフジテレビ『NONSTOP!』の金曜恒例コーナー「NONSTOP!サミット」。

7月23日(金)の放送には、競泳の瀬戸大也選手の妻で元飛込選手の馬淵優佳が登場。「子供のスポーツ力、どう伸ばす?」というテーマについて、MCの設楽統と三上真奈フジテレビアナウンサー、千秋、カンニング竹山、大神いずみと共に話し合った。

「子供のスポーツ力、どう伸ばす?」というテーマでは、「地元のサッカーチームに所属している小3の息子が、プロチームが運営するスクールに誘われた。本人はやる気だが、練習が厳しいチームに行って大丈夫か、心配」という40代女性のお悩みが登場。視聴者の意見を募る「せきらら投票」で、そんな母親の気持ちを理解できるかどうか調査した。

大神は「子供がやりたいと行っているなら、行かせてあげたい。親にとってむしろ難しいのは、厳しい環境で『イヤだ』と子供が言い始めた時に、どう見守るかだと思う」と持論を展開。

馬淵も「スポーツが純粋に楽しいという段階から、上のレベルに行くとまた違う楽しさがある。それを見つけてほしい」と、子供の挑戦を後押ししたが、投票は「理解できる=75%」「理解できない=25%」という結果に。

竹山が「父親が柔道5段だったため、自分も柔道部に入ったが本当にイヤだった」と過去を振り返ると、大神も「親が喜ぶから、と続けている子供も多い。そういう子は、自分が本当はその競技が好きじゃないことに気付くのが遅くなる」と問題点を指摘。番組公式SNSにも「親が干渉しすぎるとやる気を無くす」「無理強いだけはしないで」などの声が届いた。

馬淵も「中3で飛込をやめたいと本気で父親に言ったことがある」と告白。彼女は、小4から「楽しむ」ではなく「強くなる」ための練習が始まり、親の期待に応えたい一心で恐怖心と戦っていたという。

その時、父親から「飛込をやめて何をするのか?」と問われて答えられず、そのまま続けることになったというが、馬淵は「おかげで一つのことを続ける大切さに気付けた」と父親に感謝。ただ、自分の子供には「とにかく好きなことをやってほしい」と明かした。

「小2の娘がチアダンスをやりたがっているのだが、教室が遠方で送迎が必要。自分がどこまでサポートできるか不安」という30代女性のエピソードも登場した。

馬淵は「サポートは本当に大変だが、ちょっとしたサポートでも子供にとってはプラスになることもある」とアドバイス。一方、大神は「野球を始めたはいいけれど、車が出せないことなどがハードルになってしまうことはある。状況によって、我が家には無理、と言ってしまうこともあるのでは」と現状の厳しさを指摘した。

スポーツジャーナリストの吉井妙子氏によると、卓球の石川佳純選手も水泳の萩野公介選手も、競技の経験があるかどうかなど競技そのものへの親の関わり方の違いはあるにせよ、送迎のサポートは親が担当していたという。

SNSには「子供がやりたいことなら全力でサポートしてあげたい」「親の負担が重すぎると続かない」など、さまざまな意見が到着。馬淵は「親は、子供が自然と競技を好きになれる環境を作ってあげるのが、いいのだと思う」と私見を述べた。