11月17日(火)、秋田県産の新ブランド米“秋系821”の名称お披露目イベントが開催され、ゲストとして秋田県出身の佐々木希が登壇した。

秋田米の新品種“秋系821”は「コシヒカリを超える極良食味品種」をコンセプトに平成26年から開発事業がスタート。今年4月から5月にかけてネーミング案を一般募集したところ、国内外から25万を超える応募が集まった。

料理の腕前に定評のある佐々木は、「あきたこまちを毎日いただいています」と、日々の食卓でも、秋田米を使って手料理を振る舞っているという。

新品種の6つのネーミング最終候補の中から、佐々木が新名称「サキホコレ」を発表。最終決定をした秋田県の佐竹敬久知事は「夜も寝ないで悩んだ」と明かし、県歌の一節からの連想や、稲穂に咲く花のイメージなどから選んだと語った。

佐々木は、この新名称について「秋田の大自然が本当に大好きで、秋田に帰るたびに癒されて『また東京で頑張ろう』という気持ちになる。前向きなパワーや大自然を感じる、素敵な名前だと思います」と笑顔でコメント。

イベントでは、秋田県会場に集まった関係者とも中継を繋ぎ、佐々木は「私も皆さんと一緒に全国に広めていきたいと思います。皆さん一緒に頑張りましょう!」と力強くエールを送った。

続いて佐々木は、ホテルメトロポリタンエドモント、JR東日本の寝台列車「TRAIN SUITE 四季島」佐藤滋総料理長特製の、サキホコレを使った逸品を試食。

ふっくら炊き上がったお米のみを口に運ぶと、「すったげうめぇ(すごく美味しい)」と、思わず秋田弁でそのおいしさを表現する佐々木。「粒がしっかりしていて、噛めば噛むほど甘味が広がり、あきたこまちとは違ったおいしさ」と目を輝かせた。

そして、秋田名物「ぼだっこ(鮭の塩焼き)」と一緒に試食すると、目をつむってうっとりした表情を見せる。“言葉にならない”といった満面の笑みで「合いますね〜。この組み合わせは最高ですね。お米が甘くて、ぼだっこの塩気が良い感じに口の中で混ざり合っておいしい」と絶賛。続けて、お茶漬けにした佐竹知事が、あっという間に完食する姿を見て、佐々木はビックリする場面も。

また、佐竹知事が、甘味噌焼きおにぎりにしても美味しそうと提案すると、佐々木は、「お味噌つけてこんがりと。いいですね〜それ絶対やります」と手料理のレパートリーに加える意欲を見せた。

さらに、秋田のズワイガニを使ったリゾットも試食。佐々木は「粒がしっかりいるのでリゾットによく合うと思います。ズワイガニのエキスをたっぷり吸って、染み込んでおいしい」と舌鼓。

佐藤料理長曰く、粘りが強いあきたこまちより粒が立っているため、リゾットのような料理にも向いているそう。佐々木は改めて「まずうめなぁ」と秋田弁でサキホコレを堪能した。

最後に、佐々木は「愛してやまない地元・秋田から生まれたサキホコレ。お米は毎日食べるので、このお米があったら毎日元気に明るく暮らせると思います」と、2年後に市場デビューを目指すサキホコレをアピール。

「息子の食育も大切にしていきたい。このお米をお食べて元気にすくすく育ってほしい」と、お米とともに、2歳になる愛息子の成長を願った。

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