7月15日(木)20時より、フジテレビでは『奇跡体験!アンビリバボー 命をつなげ!1%の奇跡を信じたヒーローSP』が放送される。
スタジオゲストとして岡田結実、ディーン・フジオカ(※五十音順)が出演。絶体絶命の状況の中、わずかな可能性を信じて、諦めずに行動したことで窮地から人々を救出したヒーローたちのアンビリバボーな実話をVTRで紹介する。
1%の可能性にかけて下した奇想天外な発想、命を救うためにヒーローが下した決断に、岡田、ディーンをはじめスタジオ一同仰天。
今回、番組が紹介する2つのVTRは、急なトラブルによって、多くの人々の命が危険にさらされることになった事故。まずは、2018年当時、日本のニュースでも取り上げられた、タイの洞窟で起きた事故を紹介。
タイのサッカーチームに所属する、少年12人の行方がわからなくなる事件が発生。少年たちは、サッカーの練習後に「タムルアン洞窟」に向かったという情報が入る。
全長10キロにも及ぶその洞窟は、多数の深いくぼみ、狭い通路があり複雑な構造。そんな洞窟で、少年たちを悲劇が襲う。少年たちが洞窟に入った後、急に大量の雨が降り出し、洞窟内の水位が上昇。少年たちは、洞窟の奥深くに入ったまま、外に出られなくなってしまったのだ。
翌日から、タイ海軍などが救助活動に入るも、洞窟内の水位が高く、救助に向かうことすらできない。洞窟でのダイビングは水中に潜った後、どこで水面に出られるかわからないため、救助隊の死の危険性も非常に高い。
そこで、洞窟ダイビングのプロフェッショナルが世界各国から集結。さらに、100人以上のダイバー、2000人のボランティアが集まるも、状況は混迷を極めていた。
事件から10日が経過し、世間では諦めの声も上がる中、ダイバーの必死の捜索の結果、ついに少年たちが洞窟の入口から4キロ先の地点で見つかった。しかし、本当の試練はここからだった。
地上に戻るためには、ダイバーが潜ってきた水中を少年たちが潜って戻る必要がある。衰弱しきった少年たちにそんなことができるはずもなく、水中でパニックを起こせば、それこそ死につながってしまう。生存は確認できたが、救出方法がない。このもどかしい状況で、ダイバーが下した予想外の決断とは…。
もうひとつは、インドネシアの「ガルーダ・インドネシア航空」の飛行機事事故。乗員乗客60名を乗せて、離陸した飛行機。目的地まで残り100キロの地点で巨大な積乱雲が現れる。積乱雲を見つけたら迂回(うかい)してよけるのが鉄則。しかし、進路変更後、さらに大きな積乱雲が飛行機を襲う。
すべてのエンジン・電力が停止するという通常起こり得ない非常事態は、不運が重なって起きた事故だった。動力を失った機体は、ただ落ちていくのみ。飛行機墜落までの恐怖のカウントダウンが始まる――。
<ディーン・フジオカ コメント>
――収録はいかがでしたか?
2本のVTRを見させていただき、どうなったのか結末は言えないですが(笑)、いやー、すごかったですね。まったく想像もしない解決方法で、ああいったピンチを乗り越える。協力し合い、助け合うことで、不可能を可能にできるということに希望を感じました。
――番組ではさまざまな“ヒーロー”が紹介されましたが、ご自身にとってのヒーローは?
大河ドラマで、五代友厚を演じさせていただいて、世界情勢に通じていた彼が、海外の技術を日本に持ち込んだ結果、パスポートを持って海外に行けたり、今の自分の生活につながったりしているのかなと思うと、彼はヒーローだなと思います。
※連続テレビ小説『あさが来た』(2015~16年)、大河ドラマ『青天を衝け』(2021年/ともにNHK)で、五代友厚を演じている。
―-視聴者のみなさんへメッセージをお願いします。
今回、VTRを見させていただいて、お先真っ暗な状況だと自分で思っていても、何事にも諦めず、希望を持ち続けると、一筋の希望の光が見えてくることがあるのだなと思い、常に前向きにいること、諦めないことが生きていく上で大切なんだなと思いました。
この放送を見ていただければ、きっと僕が抱いたそういう思いを感じることができると思いますので、ぜひ見ていただければと思います。