女性が気になる話題について、スタジオで生討論を繰り広げるフジテレビ『NONSTOP!』の金曜恒例コーナー「NONSTOP!サミット」。
7月9日(金)の放送では、「子供の心を強くする声かけ」「本当の私、どこまで彼に見せられる?」というテーマについて、MCの設楽統と三上真奈フジテレビアナウンサー、千秋、カンニング竹山、中村江里子、福田萌、婦人公論元編集長の三木哲男が討論した。
「子供の心を強くする声かけ」というテーマでは、「小4の息子が過去を引きずるタイプで、野球の試合前には『エラーをするかも』とネガティブになってしまう」という40代女性のお悩みが登場した。
千秋が「母親も正しい声かけを学校で習うわけではないし、その時の気分や自分の経験から声をかけてしまう」と言うと、中村も同意した。
「子どもの心を強くする すごい声かけ」の著者・足立啓美氏によると、逆境や困難から回復する力=レジリエンスを高めることで子供がより自分らしく人生を歩む力を手に入れることができるという。そのためにも、子供が不安になっているときは、子供と一緒に前向きになる方法を考えてあげるとよいそうだ。
足立氏の主張を受けた三上アナは、番組で緊張していたときに「うまくやろうとしなくていい」と設楽から言われ、気持ちが楽になった経験を告白。スタジオからは、拍手が湧いた。
「小2の娘が授業で全然発言していなかった。どう声をかけたらいいか?」という30代女性のお悩みでは、中村が「以前授業で発言したときにイヤな思いをしたのが原因なのか、元々の性格に起因しているのかで、対応が違う」と問題提起。
千秋は「小4までは引っ込み思案だったが、小5の担任の先生に褒められたのをきっかけに、発言できるようになった」と自らの体験を語り、番組公式SNSにも「私もそうだった」「発言しないのがダメ、という考え方を変えたほうがいいのでは?」などの声が届いた。
足立氏は「他人と比べるような声かけをしない」「まずは引っ込み思案=慎重な性格は強みにもなると認めてあげる」など、親の心の持ち方をアドバイスした。
「中学生の娘が門限を破るようになり、カッとなってお説教をしてしまった」という40代女性のエピソードでは、視聴者の意見を募る「せきらら投票」で「約束を破った子供に対して感情的になる親の気持ちを理解できるか?」と問いかけた。
中村は「まず、遅れた理由をきちんと聞くべき」と主張したが、千秋は「怒っちゃう。私は3回約束を破ったらどうする、とバツを決めている」と言い、竹山も「毎日子育てしたら、怒っちゃうよね」と同調。投票の結果も「理解できる=90%」「理解できない=10%」となった。
足立氏は、子供が約束を守らなかったときの声のかけ方も伝授。SNSでも「同じことを言うにも言い方が大切」「親が感情的になると子供も感情的になってしまう」「学校が失敗が可能な場所であればいい」など、活発な意見が交わされた。
スウェット姿のくつろぎタイムに、今から会いたいと彼氏から言われたら…?
「本当の私、どこまで彼に見せられる?」というテーマでは、「お酒が大好きなのだが、彼氏が強いお酒を飲む女性はタイプではないと言っていたので、同棲し始めてからも言い出せない」という20代女性のお悩みが紹介された。
中村が「そういう我慢は長く続かないから、早く言うべき」と言うと、三上アナは「お酒が好きな女性を好きじゃないと言われた時点で、恋愛対象から外す」と発言し、スタジオの一同を苦笑させた。
「彼から突然、近所にいるから会えない?と連絡が来たが、上下スウェットに髪もボサボサで断った」という20代女性のエピソードでは、千秋と中村が「10〜15分待って!と言えばいいのでは?」と簡単な解決法を提示した。
「彼の誘いを断った女性の気持ちが理解できるか?」を調査した「せきらら投票」の結果は、「理解できる=74%」「理解できない=26%」となったが、竹山は「男は(彼女がノーメイクでスウェット姿でも)そんなに気にしていない」と指摘した。
しかし三上アナは、「男性は『気にしない』と言うけれど、本当にいいんですか?」と反論。リアルなOLの日常をリカちゃん人形に投影したインスタグラム「現実を生きるリカちゃん」も紹介され、竹山は「これが普通でしょ?」と理解を示したが、千秋は「絵が可愛いから許されるだけ」と現実の厳しさを語った。
「同棲中の彼氏の帰りが遅いとき、本当は待っていたいけれど、重い女だと思われたくないから12時を回ったら寝たフリをしている」という、20代女性のエピソードも登場した。
福田は「自分の時間を楽しんでいただけなのに、待っていたと思われたくないから、寝たフリをする」と、ドライな“寝たフリ”の現実を告白。三上アナは「私は待っていたくても寝てしまうから、カワイイしかない!」と、女性の恋を応援した。