言うまでもなく我が国の権力は、「立法」「行政」「司法」の三権力を分立することによって制御され、それぞれを「国会」「内閣」「裁判所」が担当しています。
中でも一番語呂が悪いのが裁判所(失礼、)私たちの生活に身近なのが裁判所です。裁判所には、最高裁、地方裁、家裁など様々な種類がありますが、判決に不服の場合、つまり敗訴した場合に裁判所をステップアップさせていきます。
勝ち進む甲子園とは逆のシステムとなっており、万一、裁判となった場合は、例文のようなセリフを吐くと精神鑑定を依頼される恐れがありますので止めましょう。
「裁判長、私を最高裁に連れてって!」。
これを英語で言うと…
“Your honor! Take me to the Supreme Court.”
Point: 最高裁判所 = Supreme Court
高等裁判所はHigh Court、地方裁判所はDistrict Court、家庭裁判所はFamily Court、簡易裁判所はSummary Courtで表せます。
また、裁判官 = Judgeに呼びかける時は、例文のようにYour honorという敬称を使う慣習があります。
このように直接呼びかけるときに Your ~ を使った敬称は他にもあります。
例えば、天皇 = Emperorや国王 = Kingに対しては、Your (Imperial/Royal) Majesty やYour (Imperial/Royal) highnessを使って表現します。
「Supreme Court」や「Your honor」、ぜひ使ってみましょう。
それではまた次回!
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