7月6日スタート、フジテレビ系『彼女はキレイだった』のリモート取材会が行われ、W主演の中島健人と小芝風花、共演の赤楚衛二が登壇した(佐久間由衣は、体調の変化により、大事をとって欠席)。

ドラマは、さえない太っちょの少年からイケメンで最恐毒舌エリートになった長谷部宗介(中島)と、優等生の美少女から無職の残念女子になった佐藤愛(小芝)、真逆の成長を遂げた2人のすれ違う初恋の行方を描くラブストーリー。

赤楚は、宗介と愛が勤める世界的ファッション誌「ザ・モスト」編集部員でキーパーソンの樋口拓也を演じる。佐久間は、愛の親友でルームメイトの桐山梨沙という役どころ。

会見では、記者からの質問に答える場面も。

記者から「第1話で注目してほしい胸キュンの仕草を教えてください」との質問に、中島は、「エレベーターの中で宗介が壁ドンをしたときの、愛ちゃんの顔がものすごいステキな困り顔だったので、僕の壁ドンよりもそこに注目していただきたいです」。

小芝は、「同じエレベーター内なんですけど、壁ドンのあとに、イヤホンを宗介がスッと取られるシーン。壁ドンよりキュンときました」と回答。すると、中島は「俺の壁度の技術低かったの(笑)?」とツッコミ、赤楚が「いやいや、高かったよ!ドキッとしたよ!」とフォローする、息の合ったやりとりを見せる。

「プライベートでキュンキュンしたことは?」という質問に中島は、「全国ツアーで北海道に行ったとき、油そばがものすごくおいしくて、2日間で4食食べたんです。そうしたら、4食目の油そばを食べているときに、メンバーの佐藤勝利が、すごく真面目な顔で『ケンティさ、野菜も摂ろうよ』って」と、メンバーからの言葉にキュンとしたという。普段はあまりそういうことを言葉に出して言わないという佐藤だけに、「心配してくれたんだと思って、キュンとしましたね」と明かした。

小芝は「撮影中に4日間で唇の同じところを8回嚙んだんです。すっごく痛くて、大きな口内炎になってしまって、すごく落ち込んでいたんです。そうしたら、中島さんが撮影終わりに口内炎のお薬を、しかも貼るのと塗るのと2種類買ってきてくださって。プラス、『治ったら食べてね』と、お菓子も買ってきてくださったんです。それがすごく感動しました」と、中島の優しさにキュンとしたのだとか。

この話に中島は、「この作品のヒロインなので、そういうことはすぐにケアしないと」と言いつつ、「褒められると、何も出てこない(笑)」と、自身の弱さも見せて笑いを誘った。

赤楚は、「僕は、中島さんと小芝さん、2人の間に入るときに足を滑らせてしまったことがあって。そのときに2人ともガッと支えてくれて助けてくれたんです。その時、“ああ、なんて頼もしい2人なんだ”って、ドキッ、キュンでした(笑)」と、撮影中のエピソードを明かした。

恋のライバルに、ここだけは負けないアピールポイントは?

続いて、「中島vs赤楚、小芝vs佐久間が恋のライバルになったら、相手にここだけは負けないとアピールできるポイントは?」という質問。

中島は、「なんでそんな仲が悪くなるような質問するんですか!?」と冗談を言いながらも、「僕は乗馬ができるので、僕のヒロインを馬に乗せて、2人でどこまでも行こうと思います」と回答。

それに対して、赤楚は「唯一勝てるかなというのは、駐車のうまさ。だいたい一発で駐車できます」とアピール。「これは馬と車だから…」と中島が言うと、小芝が「車が有利じゃない!?」とツッコミ、大盛り上がり。

小芝は、佐久間相手に負けないと思う部分について頭を悩ませながら、「由衣ちゃんは女性の私が見ても、めっちゃ憧れるくらいステキなんですよ。でも、私、エビの背わたを取るのが好きなんです。だから、面倒くさがらずにエビチリ作れます!」と女子力をアピール。ここで中島が「由衣ちゃん、めっちゃうまいらしいよ!」と、謎の“ウソ”で小芝を翻弄する場面もあった。

呼び名は「けんちゃん」「えいちゃん」に…「大芝」?

小芝演じる愛は、宗介からは「総務部」、樋口からは「ジャクソン」と呼ばれている。そこで、「お互いをどんな呼び名で呼び合っていますか」という質問も。

中島は、「僕は、簡単に『風花ちゃん』とか言えないんですよ。そういうところ奥手で(笑)。だから、最初は『小芝さん』と呼んでいて。そうしたら、“さん”づけが嫌だったみたいで、『小芝でいいです!』と言われて、今は『小芝』と呼んでいます。でも、収録も進んできたので、下の名前になっていくのかな。風花に…」と、自分で言いながら照れまくり。

赤楚の呼び名は、先日放送された『VS魂』内で決まったばかりの「えいちゃん」。赤楚が番組内で「けんちゃんと呼びたい」と提案してから、その後はお互いに「えいちゃん」「けんちゃん」と呼び合っているという。

小芝は、「最初は、『中島さん』『赤楚くん』と呼んでいたんですけど、『VS魂』の2人のやりとりを見て、『えいちゃんって呼んでいい?』と便乗させてもらいました(笑)」と、赤楚は「えいちゃん」と呼んでいるのだとか。中島に関しては、「役柄の関係性があって、どうしても『中島さん』としか言えなかったんですけど、後半はラブストーリーが進んでいくので、『あだ名作っていいですか?』と聞いて、『ケンケン』と呼ばせていただいています」と、本人への許可をもらって呼び名が変化していることを明かした。

赤楚は、「僕は、中島さんは『けんちゃん』、小芝さんは『風花ちゃん』かな。でも、あまり名前を呼ばずに、『ねえねえ』が多いかも(笑)」とコメント。すると、中島が赤楚に「これを呼んだら喜ぶあだ名を教える」と耳打ち。それを聞いた赤楚が、「大芝さん」と呼びかけると、「小芝だよ!」と絶妙な間で返し、会場は笑いに包まれた。