12月6日(日)放送のフジテレビ『くいしん坊!万才』では、餡にいわしのつみれを使った変わり種の「いわしのつみれ餃子」が紹介された。

神奈川県小田原市にある老舗の「山上蒲鉾店」を訪れた松岡修造は、店頭で試食を勧められると「食べますっ!」と即答。「極上蒲鉾」を頬張り、「弾力性がすごい」と言って、ガッツポーズをする。

そんな松岡に、店主の上村光永さんは「かまぼこじゃなくて、特別なものを用意しています」と、「いわしのつみれ餃子」を紹介。松岡は光永さんの妻・さやかさんに教わりながら、調理に挑戦した。

材料はいわしつみれ、キャベツ、にら、しょうが、にんにく、酒、片栗粉、餃子の皮、ごま油、サラダ油。

まずはつみれを手を使ってつぶしていく。「思ったより硬いですね」と、松岡はその弾力を実感。そこへ刻んだ野菜と調味料を加えて混ぜる。

光永さんはつみれについて「いわしだけで、骨と皮も全部を使って作っています」と説明する。

続いて、具材が馴染んだところで、餃子の皮に包んでいく。松岡は普通の餃子の形ではなく、皮を2枚重ねた中に餡を入れ、さやかさんから「ラビオリ風ですね(笑)」と独特の形を指摘される。

包んだ餃子を熱したフライパンに並べたら、水を入れて蒸し焼きに。さやかさんはいわしを餃子にしようと思ったきっかけについて、青魚は見た目や匂いで子供から嫌がれてしまうが、餃子にするとそれがわかりづらくなる、と話した。

松岡は出来上がった熱々の餃子にかぶりつくと「これは食べたことがないです。いわしってこんなおいしいものなんですね」と驚きを。「ヘルシーって感じがします」と言うと、さやかさんも魚の脂を使っているため、ヘルシーになっていると明かした。

さらに松岡は自分で包んだ“ラビオリ風”餃子も試食。その大きさに「(餡と)ご対面~って感じ」と笑い、「おいしさもそうですが、何と言っても、アイディア、工夫、想いをいただいてる気がします」と感想を伝えた。

次回、12月13日(日)の放送は、「小田原おでん」を紹介する。

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