12月13日(日)放送のフジテレビ『くいしん坊!万才』では、神奈川県小田原市の新名物となっている「小田原おでん」が紹介された。
おでん料理の店「小田原おでん本店」を訪れた松岡修造に、店主の露木一郎さんは、小田原のかまぼこは500年以上続く食文化だが、「小田原おでん」の歴史は、町おこしのために露木さんらが立ち上げたプロジェクトで、まだ17年ほどだと伝える。
松岡が「なぜおでんというものに目線が行ったのですか?」と質問すると、露木さんは小田原に生まれ育った者として、形として残せるものを作りたいと思い、50歳のときに転業。それまでは舞台演出の仕事をしていたことも明かす。
まずは金目鯛を使った「金目なると」を口にした松岡は、「噛み応え、弾力がすごいですね」と感想を述べる。
露木さんはかまぼこ店が作るおでん種は必ずおいしいと思い、小田原にある老舗かまぼこ店、13社に依頼し、各社1品ずつのおでん種を作ってもらっていると説明した。
続いて地元の肉屋が「小田原おでん」のために作ったという「地鶏入 揚げつくね」も一口。松岡は「おでんという形では食べたことがないですよ」と驚く。
さらに思わず食通の松岡でも「何これ?」と言ってしまった「しらす団子」をいただく。しらすが練り物で包まれており、「不思議な食感」と再び驚く。
松岡は「小田原おでん」を「まさに小田原かまぼこのオールスター」と表現。元舞台演出家の露木さんにちなんで「露木さんの舞台の中でいただいている感じがします」とコメントした。
次回、12月20日(日)の放送は、「デコ巻きずし」を紹介する。
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