7月2日(金)、フジテレビでは『人志松本の酒のツマミになる話』が放送された。

今回のMCを務めたのは、松本人志とケンドーコバヤシ、陣内智則。ゲストには、清春、津田篤宏(ダイアン)、ナヲ(マキシマム ザ ホルモン)、本仮屋ユイカが集結した。

ダイアン津田、松本からの突然のご指名にイジられまくり!

ナヲは「もし異性に生まれ変わったら、どんなタイプになりたいかを思い浮かべてほしい。それって、自分の理想のタイプとちょっと違うんじゃないか」と問いかけた。

すると、男性陣から「ああ!」「違う」「わかる!」との声があがる。

それぞれの回答を聞いていくと、生まれ変わりたい異性が、理想のタイプと同じという人もいて…。

清春
好きなタイプ:綺麗なホステス
生まれ変わったら:綺麗なホステス

陣内
好きなタイプ:才色兼備な女性
生まれ変わったら:才色兼備な女性

本仮屋
好きなタイプ:シャイな人
生まれ変わったら:自信家

松本
好きなタイプ:グラマラスな女性
生まれ変わったら:“ほっそほそ”でもいい

と、半数がナヲの言った通りの回答。この結果に、松本は「なんか、娘に感じる感覚と似てるかも。娘に、グラマラスになってほしくない」と語り、一同は「なるほど」と納得した。

続いて、ナヲが「同性に生まれ変われるなら?」と聞くと、ケンコバは「このままがいいな」と即答。

みな驚いたが、ケンコバは自信たっぷりの表情で「(生まれ変わっても)ケンドーコバヤシでいい」と言いきった。

松本:なんか、うらやましいな。今の自分は幸せ…?

ケンコバ:幸せですね。(松本に向かって)違うんすか!?

松本:俺は、全然(自分に)なりたくない。

一同:えーーー!?

ケンコバ:人志松本に!?

松本:人志松本なんか、ぜっっったい、なりたくない!

陣内:しんどいですか?

松本:いやぁ、別になんにもないやん。

ナヲ:(険しい顔で)あるやんけ!!みな、なりたいわ!

ケンコバ:地位、名誉。

松本:いやいや…。俺、ほんま津田がええわ。

もらい事故のように、いきなり指名された津田は「なんでやねん!そんなイジり、やめてくださいよ!人の人生なんや思うてるんですか」と、声を張り上げ、みな爆笑。

怒りの表情で絶叫する津田だったが、「低の低の低」(ケンコバ)、「ビーサンの下(裏)の黒ーいやつみたいな」(松本)、「でも、あれがないと抜けるからな」(ケンコバ)と、イジられまくり。

津田は、諦めの表情で「むちゃくちゃや…」とつぶやくしかなかった。

もしも特殊能力があったら…津田がスベるたびに消える!?

陣内は「ひとつだけ特殊能力を与えてもらえるなら?」というお題を投げかけた。「僕は、全言語をしゃべれるがいい。そうしたら、俺は最強だと思える」。

東京に単身赴任している津田は、いつでも子どもに会いに行けるからと「瞬間移動」を望んだが、松本から、ビデオ通話もできる時代に「もったいない」と言われてしまう。

陣内:でも、スベったたときに、ポンって消えたらおもろいよね。

松本:あー、それはおもろいな。

津田:ずっと消えてなダメですよ。

松本:あ、今、消えた!

一同:(笑)

津田:ほんで消えてから、俺、また現れるのめちゃくちゃ恥ずかしいですよ(笑)。

それを聞いた松本は、「(津田が)1回スベってから、しばらくして『もうええかな』って、ファ~ンって出てくるんでしょ」と言い、みな大笑い。

陣内:おもろいで。スベってバーン消えたら。

ケンコバ:それは、おもろい。願うもんな。スベってくれと。

松本:「津田、今日消えず!」ってニュースになるからな。

一同:(爆笑)

そんな中、松本は「俺は、鼻から調味料が出せるようになったら…」と言い出す。

あっけにとられる一同を前に、松本は「足りひんときに、(鼻から)味噌ぴろっと出したり」と、したり顔。

松本は、首を縦に振りながら「胡椒をこう…」、頭をぐるぐる回しながら「ケチャップもこう…ハートに」と、あたかも鼻から出しているような動きで表現する。

必死に鼻から調味料を出そうとする姿に、津田は「(僕ら)後輩はどういう顔で見てたら…」と困惑気味。

陣内:おもろいけど、いるかな?それ…。

松本:めちゃくちゃ便利やろ!キャンプ行くとき、なんもいらんねんで。

松本は、お好み焼きで使うマヨネーズを例に出し「サッサッサッ…」と言いながら、またも頭を垂れて左右に素早く動かし始める。

ケンコバ:格子状に!

ナヲ:ほっそいやつや!

松本:ほっそいやつ。ちょっとここ(鼻)いじらなあかんけどな。細く。

ナヲ:えー、変幻自在!

津田:大人数のときの焼きそばのソースとか、ずーーっと(かけつづける)ってなるんですよ。

松本:それは、店のを借りるやろ!最初は。足りひん分だけ俺出すねん。なんで俺がゼロからずっとバーっと出さなあかんねん!!

妄想がエスカレートして、松本と津田が言い合いになると、ナヲは立ち上がって笑い出す。

陣内は「なんなんすか」と呆れたが、松本は「マヨネーズは無限じゃないからね!前の日に詰めなあかんねんぞ。ここ(後頭部)開けて」と、止まらない。

松本は「青のりいる人?」と言いながら、頭を小刻みに震わせ、仲間にかけて回るジェスチャーでボケ続けていた。

ケンドーコバヤシの寝起きドッキリお蔵入り秘話

番組でドッキリを仕掛けられることが多いという津田は、「俺、いつまでドッキリって受けなあかんのかな」「お色気ドッキリ卒業させてほしい」と口をとがらせた。

そこから、松本が人生で唯一かけられたというドッキリ体験を告白。海外ロケでの寝起きドッキリで、目覚めたときにたくさんの人に囲まれていたことが「トラウマになるよな」と振り返った。

松本:ほんと、2時間くらい前まで女の子いたんだよね。「あっぶねー」と思って…。

そんな、まさかの裏話に一同から驚きと笑いの声が交じる中、陣内が、あることをを思い出す。

陣内:(ケンコバを指し)こいつ、ドッキリが行ったら、縛られてもうて。(女性を)呼んでるから…。

一同:えー!?

ケンコバ:お蔵入りになったやつ、ありましたわ。

松本:コバ、縛られてたん?

ケンコバ:縛っていただいたんですけど(笑)。

一同:えええ!

松本:プライベートで?

ケンコバ:プライベートで。

ほぼドッキリを仕掛けられるのがわかっている番組で、ケンコバの番ということでホテルに泊まっていたにも関わらず、「縛られたもの(道具)とかが散乱ししている状態で爆睡してしまって」とケンコバ。

スタッフが部屋に入ったものの、「ちょっと放送できないです…」という状態だったという。前代未聞の、ドッキリお蔵入り秘話に、松本は大笑いしていた。